ホントだ! | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 今日は岩手県水産技術センターでお勉強

 

 研究の成果を発表する会です

 

 イクラは成熟があまり進んでいないサケからとったものほど柔らかくて高級品とされています

 成熟したサケの卵は堅くなって商品価値が落ちるのですが、なんと、堅くならないようにする技術を開発したとか

 

 試食させてくれるっていうんで

 

 「これが処理していないイクラ」

 「はいはい、いつものハラコだがね」(イクラのことです)

 「こっちが、新技術で処理したイクラ」

 「おっ!ほんと、柔らかい。高級イクラみたい」

 凄い技ですね

 おおーこれなら全部高級イクラになりますね

 回りで驚く人々

 これが加工する機械。ジュールなんとかがなんとかで・・・・・

 学生の時に聞いたような微かな記憶が・・・・

 

 「スゲー」って騒いでたら

 

 「どっちが好きですか?」

 偶然居合わせた田老出身の方が声を掛けてきました

 「処理したのは高級品みたいだけど、好きなのはどっちかって言えば堅い方」(笑)

 「やっぱり!オレも」(笑)

 「床に落としてもピンポン球みたいに跳ね返ってくるような安っすいヤツがいいねえ」(笑)

 昔から慣れ親しんだというか

 

 フツーの人は柔らかい方がおいしいと言われると思います。念のためm(_ _ )m

 

 

 

 冷蔵ショーケースには同じ技術で加工した冷凍ウニが

 「こっちは試食ないの?」

 「こちらは見るだけです」

 「食って見てえな~食わなきゃ解んねえーなあ~」

 聞こえるようにダダこねても

 無視(iДi)

 

 

 


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