8mって(ToT) | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 11時発表の天気予報だと波高8m(ToT)

 もう荒れ始めました


 先週の土曜日に組合員の皆さんにはそうとうシケそうだから早めに荒天対策をしてくださいね

 って通知はしておいたんですけど


 本当に8mのシケだと、養殖施設はけっこう痛むでしょう


 そういえば、ワカメも今年は例年になく成長がいいので

 「今年は成長が良くて良がったがねえ」(ヨカッタですねえ)って言ったら

 「こんな年はシケが来んだよなあ」

 っていう漁業者がちらほらいました


 悪い予感的中?


 たとえ8mの波でも、時間が短ければそれほど被害は出ないので、低気圧がスピードを上げて去ってくれるよう祈るばかりです


 田老では、これから春のお彼岸の頃までがシケのシーズン

 三陸沖で急速に発達するやっかいな低気圧が発生する季節です

 これがなければ、もっと安定的に収穫できるんでしょうけど、この海だからこそ、っていうか、この荒れる海じゃなヶれば最高の品質のわかめは採れませんから仕方ありません


 シケでも養殖施設の浮力を最小限に抑えれば、波が来たときには施設が海中に水没するので、被害を回避することができます

 それをやるためには、シケが来る前に養殖施設を浮かせるために着いている浮き球を何百個も外して、シケが収まったら付け直すという作業が必要になります


 施設が多い人だと、この作業に丸1日かかったりするので、シケの間に間引きをしなければならない時期に、シケの前1日、シケの後1日浮き球の付け外しをすることになるわけです

 

 浮力が弱いままだと、シケに強い代わりにわかめの成長が良くないので、収量が少なくなり、逆に浮力が強いままだとシケでわかめが脱落します


 無事に収穫にこぎつけるまで、こんな努力もされております





 本日、ブログランキングで久々の3位になりました

 ありがとうございます


 「せめて3位ぐらいにはなりたいよね」

 って言われてたO女史にも、とりあえず納得していただけるものと思います


 「せっかく協力してるんだからさあ、ランキング落とさないようにがんばってよね」

 っていう声が聞こえてきそうです


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