ジンクリアー | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 これから水温がどんどん下がって3月中旬頃、上昇傾向を示すまで、海は日ごとに透明度を増していきます

 これでも水深5-6mあります。偏光フィルターとか付けてません


 水深が20m以上ある養殖施設のアンカーが船の上から確認できる日もあるぐらい





 もう、そこに水があることすら解らないほど透明になります


 これ、海水中の植物プランクトンがお休み中で、植物プランクトンを食べる生き物にすれば食べ物がない辛い時期でしょう

 でも、ワカメやコンブにすれば透明度が良く、海水中の栄養分を消費する植物プランクトンもいないので、光合成し放題で、急激に成長していきます


 どんどん水温が低下していって、どこかの時点で水温が上昇に転じると、植物プランクトンが一気に増殖を始めます

 もうその増殖スピードは爆発的

 昨日まで水の存在すら感じないほどのに透明だった海水が、抹茶を牛乳で割ったような色になります


 これは植物プランクトンの濃縮ジュースみたいなものですから、それを食べる動物プランクトンも大増殖して、それを食べる魚もと賑やかなことに


 今の時期は透明度も良く、海藻も小さいので、ウニも簡単に採れそうなんですけど、ウニ漁のシーズンには海底は海藻のジャングル、水はいろんな生き物で透明度が下がるので、簡単じゃ無くなります


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