昨日行われたワカメ勉強会でもっとも印象に残ったのは
「チンジャオロースといえば牛肉とピーマンの細切りをいためたものですけど、上海周辺ではピーマンじゃなくてワカメのクキを入れるんです」
という一言でした(他にもっと大事なことを話したでしょうに・・・)
ワカメのクキはとても美味しいのに、漬け物とかしか用途がないためか、年々売れなくなっているのが残念でなりませんでした
中華料理に使う?キター!これだー!
世界に羽ばたくクキ(笑)
中国でも韓国でもワカメは食用というよりも便秘の薬として重要視されているとのことで、クキには葉の何倍もの繊維質が含まれますから、便秘に悩む現代女性には「おいしく快便」一石二鳥の食材でしょう
で、今朝、冷蔵庫を覗くと豚の小間切れと一昨日もらった間引きワカメがあったのでそれらしいモノを作ってみることにしました(朝から・・・)
1、薄切りにした肉に日本酒と塩胡椒をして10分程放置(ここだけ重要)
2、ワカメのクキを適当に切って湯通ししたら冷水で冷やして水を切る
(いきなり生から炒めてもいいかもしれません)
3、サラダオイルを多めに引いたフライパンでクキをサッと炒めて皿に取る
4、フライパンを再加熱して細切り肉を炒める
5、クキをフライパンに戻して更に炒める
6、味覇(ウエイパー)塩胡椒、ごま油を入れサッと炒めて完成
野菜とは違った歯ごたえと微かな海の香りがして絶品ですね。私が作ってさえも美味いですから、料理が上手な方でしたらもう世界に羽ばたきます
ピーマンが嫌いな子供さんにもいいでしょうし
ぜひ、一度お試し下さい
そして、ご感想やレシピなどを教えていただければ
問題はクキをなかなか売ってないってこと・・・・・・
タケノコの水煮細切りみたいにクキの細切りを商品化しましょうか?