無知故に・・・ | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 暖かいです!気温なんと11℃

 あまりにも暖かすぎて気持ち悪いぐらい


 暖かい=南風なので南向きの海岸はバシャバシャしてますけど、北向きの海岸は風裏になってベタ凪です


 今日から「寒採りわかめ春いちばん」の収穫が本格的に始まりました



 この暖かい南風はホント春一番みたいですが、前線が通過していくので、明日はきっと真冬に逆戻りでしょう



 先日、以前静岡でお茶のブランド化に携わった方に「真崎ワカメ」をブランド化するにはどうしたらいいか相談しました

 その中で

 いつも海外産などのワカメを食べている人にとっては「ワカメなんてこんなもん」なので、わざわざ高いお金を払って良いものを買おうとは思わない

 お茶で言えば、産地から遠く離れているためか、岩手に流通しているお茶はあまり質の良いものではないようですが、岩手の人はこんなものだろうと疑いもなく買っている。静岡の人だとおいしいお茶を知っているので、もっと安くしなければ買わないでしょう

 というお話しがありました。無知故に割高な買い物をさせられているということでしょう


 そこで、漁協でいつも飲んでるお茶の葉を出して見てもらったら

 ほとんど半分以上粉々の葉ですから、カテキンは多く出るかも知れませんが、お茶本来の旨みは期待できないでしょうね。おそらく南の方のあまり質の良くないものでしょう

 とのこと

 いつも見慣れているお茶がその程度のものだったとは・・・


 一度、本当においしいお茶を飲んでいただければ、少々高くてもそちらを買おうと思うはずです

 ワカメにも同じようなことが言えるのではないでしょうか?


 とのことでした。う~ん・・・・


 今度、静岡の本当に質の良いお茶を送りますから飲んでみて下さい

 と言っていただきました。お茶の概念が変わるかどうか楽しみです