DVDマガジン1/12 ④ | sakaeの百恵さんブログ

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32年ぶり復活 百恵さんの話がしたい!

 昨日に続きDVDマガジン1月12日号の内容紹介です。
 リレー・インタビューは永島敏行さんの登場です。「人はそれをスキャンダルという」は初めての連続ドラマで、どういう経緯できた仕事なのか覚えていませんが、まだ新人の僕に山口百恵さんの相手役ができるのかなって。ただの大学生で野球をやってた人間が、突然、百恵さんと共演するわけですから、本当に光栄なことですよ。友だちもみんなびっくりしていました。
 制作発表会は百恵さんのドラマなので盛大に行われ、共演者を直前まで発表しなかったので、海のものとも山のものともわからない僕が出てきて、記者の驚きも大きかった会見だと覚えています。百恵さんとお会いしたのも、この記者会見が初めてで、そのときは挨拶程度でした。
 撮影が始まると年齢が近いせいか、控室で雑談することが多かった。ただ、何を話したのか思い出せません。中身のないバカ話ばかりでしたからね。百恵さんはとても楽しそうに聞いてくれました。たぶん大学の野球部で、バリバリの体育会の連中の話って、珍しかったんだと思いますよ。
 百恵さんの印象は、非常に派手な世界にいるけれども、控えめな人だなってことでした。
 当時の僕はひとり暮らしだったので、朝が早いときは途中でおにぎりか何かを買って、撮影所の控室で食べていると、百恵さんがスーッとお茶を出してくれた。あんな大スターにお茶を入れてもらえるなんて、びっくりですよね。お茶どころか、シャツのボタンがとれかかっていたら、繕ってくれたこともあります。ドラマで一緒になる子役たちの面倒も、よくみていました。
 そういう意味では、すごく家庭的な人だな、という印象が強く残っています。そんなときの百恵さんと、歌番組で歌っている百恵さんとはギャップがありました。
 あんなに早く、スパッと引退するとは思わなかったけれど、良い家庭を築くだろうとはなんとなく思っていました。と話しています。
 曲はまだでしたね。78年11月「いい日旅立ち」のB面「スキャンダル(愛の日々)」をどうぞ。

 ★スキャンダル(愛の日々)★


78年10月14日の制作発表会で。百恵さんはコーラかな?