モモエ映画 炎の舞 | sakaeの百恵さんブログ

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32年ぶり復活 百恵さんの話がしたい!

 日本映画専門チャンネルは私は観られませ~んので、WEB PC劇場で鑑賞しました。
 「炎の舞」は映画通の人からも一応の評価が得られている映画で、興行収入も9億円を超え主演13作中4番目の実績を残している。
 監督の河崎義祐さんは友和さん主演の「残照」を観て、百恵さんからラブコールを送ったものでした。 監督は撮影も中ほどになった頃、百恵さんに「あなたは愛のために死ねますか?」と問いかけ、百恵さんはしばらくして神妙な顔で「それはとても難しいことだと思います」と答えたそうです。
 1年ほど経った79年10月2日帝劇リサイタルに招待された監督は、ステージ上から「愛のために死ねる相手が見つかりました」と、あの時の答えを返してれる百恵さんを見ました。 それは3週間後の「恋人宣言」へとつながります。

 戦争と言う悲劇の時代のなかで、拓治(友和)ときよの(百恵)が出逢い恋に落ち、狂おしいまでの激しい愛に生きた二人、戦地から大ケガで戻ってきた拓治を献身的看病で回復させ一緒に過ごした幸せな日々・・・ やがて戦争が再び二人を引き裂き、あまりに強く想うが故に心が病んで行き、遺影を見て拓治の死を知り正気に戻ったが、愛という生きる目標を失ったきよのは、朝焼けの海に身を投じて行った。

 観終って思ったが映画通が、ファンが評価したかも知れない、でも「私はこの映画は嫌いだ~」と言いたい。
 私は映画通じゃないからわからないけど、この映画は全編にわたり百恵さんの苦悩に満ちたような表情が続く。泰子(金沢碧)と戦地の夫を想い留守を守る、妻の心情を語り合っている場面もあったが、拓治を送り出したきよのの想いはどんどん募り、いつしか何かに憑かれたような怖いきよのの顔になって行った。
 これは表情、演技の褒め言葉かもしれないが、どうせなら幸せにニコニコしている百恵さんが観たい。みなさんは苦悩に満ちて何かに憑かれたような百恵さんを90分も観るのが好きですか?私は嫌いです。映画の宣伝ポスターや写真はふたりでにっこりと笑っているものがありますが、映画の中でそんなシーンがありますか? 私は他の作品の方がよほど好きです。
  くだらないことを書いてまた長くなってしまいましたが、まだ書きたいことがあるのでもう1日下さい。
 曲はその頃78年12月「曼珠沙華」から「曼珠沙華」、「♪白い花さえ 真紅に染める」執念を感じる歌で、川瀬さんは「百恵の最高傑作と言える」と評している。

PS 運動行ってきます。




拓治の回復を願う