昨日の風は、治まり桜の木は微動だにせず立っている。TVを消しCDを聴いている。ショパンの夜想曲

第一番である。心が安らぐ。その安らいだ気持ちで物事を考える。すると、世間が広く見渡せるような気分

になる。ショパンの曲がそうさせるのではない。楽曲そのものが人の心を安らいだ気分にさせるのであろう。

否、楽曲に限らず絵画など芸術といわれるもの全てがそうなのかも知れない。

楽器で何が好きだろうと考えたらやはりピアノであることがわかった。それも、10年ほど前だ。若いころは色

々な楽器の音を聴いても何がよいものか判断できなかった。

四重奏だオペラだシンフォニーが好きだではなくて好きな楽器のことである。

曇天である。ベランダから庭を眺めると桜の木が最初に目に入る。つづじやボタン、それにアジサイも雪の下である。ただ、桜の木だけ裸ですくっと雪の中に立っている。まだ、若木で花芽をつけたことがない。風が少し吹いているようだ。その音を聴きながらその木を眺めている。ひと冬越すたびに幹が一回り太くなって行くようだ。

早く花を見たい。隣家にも桜の木が植えてある。毎年それを見ていて心が和む。

しかし、当家の桜はまだ花芽がつかない。しかし、確実に桜は育っている。