これまで「ボスマン判決」というワードを

何度もログに残してきましたが・・・

 

そもそもの「ボスマン判決」とは何ぞや?

ボスマン判決の前後で、何が変わったかを答えられる人も

少ないのかも知れない。

 

これまでのログで、マンチェスターシティに噛みついたり

ハゲ(インファンティーノ)に噛みついたり(噛みつかれて当然だけど)

「ボスマン判決」以降、サッカー界が変わってしまった事象とも言える。

 

今一度「ボスマン判決」が、サッカー雑誌に掲載された頃から振り返り

再考してみたいと!

 

時代を1995年まで遡る・・・

Jリーグ草創期なので、雑誌は複数刊行されていたと記憶している。

日本のサッカーに興味がなかったので、海外サッカーの記事が沢山掲載

されている雑誌を好んでいた私は、この当時

 

「WORLD SOCCER GRAPHIC」を好んで購読していた。

※以降「WSG」と略す

 

ボスマン判決(1995年12月)以前にボスマンに関する記事が掲載

された記憶はなく、判決が1995年末だったことから

雑誌に掲載されるのであれば、1996年に刊行されたものとなる。

 

日曜の朝から過去の雑誌を確認しまくるw

 

最初に掲載されていたのが、1995年4月号

表紙はジェニオ(サビチェビッチ)

 

モノクロの頁に以下の様に掲載されている。

私の過去の記憶では、この頁では無かったので、初見と同じ感覚で以下の

記事を読んだ・・・

 

“ボスマン判決”が欧州にもたらした外国人枠撤廃の波紋とその衝撃

 

UEFAがEU(ヨーロッパ連合)の要求に折れ、ついに外国人プレーヤー枠撤廃を受け入れた。これを受けて、イタリアの選手組合は3月17日にもストライキを決行する模様。“ボスマン判決”がもたらした波紋は大きく、ヨーロッパサッカー界は大きな過渡期を迎えたようだ。

 

先月19日、UEFAはロンドンにおいて各国代表者会議を開き、外国人枠の撤廃を正式に決めた。この発端は昨年12月にEU司法裁判所で下されたボスマン裁判の判決。ベルギーの平凡な選手ボスマンがフランス2部のチームに移籍を希望したが、前チームが多額のトレードマネーを要求したため話がご破算になった。「チームがパスの所有権を持ち、トレードを妨害するのは職業選択(EU内での移動)の自由に反する」というのが訴えの内容。裁定はボスマンの勝利に終わり、現在の移籍システムは違法であるという判決が下された。契約期限が切れた選手についてはパスが発生しないことと、EU(ヨーロッパ連合)内の選手は自由に移籍が出来るようにすべきだという主張(外国人枠の撤廃)も同様の理由で認められ、現在の移籍システムは違法であるとされた。UEFA側は強くこの裁定に反抗したが、EU側ではスポーツ界においてもEU側の原則に逆らえないとして、3月1日までに規則の施行を要求。今回の決定 に踏み切った形となった。                              この“ボスマン判決”問題点は大きくまとめると3つある。1つはチームの外国人枠が無くなることで、極論ながらイタリアのチームが他のEU選手で占められるケースもありうること。UEFAの属するEU内外の連盟の間にも戸惑いが見られたが、当初はほとんどのリーグが今シーズンについては現行の外国人枠でいくことを決定し、無用な混乱を避けた。しかしその後、オランダやイギリスがすでに移籍システムを撤廃する意向を固めており、イタリアではミラン、ユベントス、フィオレンティーナ、  ローマ、ラツィオの5チームが会議を持ち、来シーズンからの外国人枠を5人(現行3人)、ベンチ入りを2人(現行なし)の制度変更をサッカー連盟に要請。その後、 完全に撤廃という方向に傾きつつある。

 

2つめは契約が切れた場合、パスが発生しないため、移籍金もなくなること。金持ちのビッグクラブなら別だが、移籍金でしか経営を賄えないような弱小クラブにとっては、有力な選手をタダで持っていかれてしまい、まさに”泣面に蜂“の状態。早くも今シーズン6月で期限が切れるダヴィッツ、ライツィハー(ともにアヤックス)、ヴィアッリ(ユベントス)などにトレードの噂も流れているほど。ともかく選手にとってチームを変わりたい場合、希望のチームに移ることが可能になったわけで、パスを握られチームのいいなりに動いてきた選手にとっては有利になったといえる。ただ同国内での移籍にはトレードマネーが発生するため、移籍金なしで国内リーグの他のチームに移籍したいときは、一度国外(EU内)のチームに移った後なら、トレードマネーが不必要となる。

 

3つめは、外国人枠を自由にすれば、ジュニア部門の育成に大きな影響が出ると懸念されていること。つまり、ある程度資金があるクラブであれば、選手を育てなくても安い金額でEU内の選手を買えるだけに、小さなクラブが選手を育成してビッグクラブに売却し、トレードマネーで運営するシステムが壊れ、小さなクラブの崩壊に繋がる危険性が指摘されている。                              イタリアの選手組合側では職場を奪うとして反対の意向を示しており、もし実現されるのなら、EU内の外国人枠撤廃を認める変わりに、EU外の外国人をシャットアウト(現在いる選手をの除く)すること。さもなくば3月17日にもストを辞さないという。さらにセリエC1、C2の選手たちの未払分の給料をサッカー協会支払うことも合わせて要求している。今後イタリアだけでなく、他の国にもさまざまな影響を及ぼすことは間違いなさそうだ。

 

この時点では、ボスマン判決というニュースの1つでしか捉えられなかったですが

後に・・・

「今のサッカー界っておかしくない?」という疑問から

AIを活用し、私の記憶(点)と日本で報道されなかった事実が

(線)となっていく様が、衝撃的な事実を浮かび上がらせるとは・・・ね。

 

まずは、その当時の報道を振り返るところから。

 

 

                                 雅104