12冊目: 終活の準備はお済みですか?
桂望実
2026/05/04
★ひとことまとめ★
人生の見直し![]()
↓以下ネタバレ含みます↓
作品読みたい方は見ないほうがいいかも
【Amazon内容紹介】
後悔せずに死ねますか? 終活サロン――そこは、人生最後の駆け込み寺。
『県庁の星』の著者が贈る、超高齢化時代に必読の¨エンディング¨小説!
◆終わりに直面した人々の、それぞれの「終活」
1.鷹野亮子 五十五歳……独身・子無し・仕事一筋で生きてきたキャリアウーマンの「終活」
2.森本喜三夫 六十八歳……憧れの長兄が認知症になった後期高齢者三兄弟の三男の「終活」
3.神田 美紀 三十二歳……仕事と育児に母親の介護が重なり絶望するシングルマザーの「終活」
4.原優吾 三十三歳……突然のガン宣告で人生が一変した若き天才シェフの「終活」
5.三崎清 五十三歳……七十歳で貯金ゼロの未来予想図を突き付けられた終活相談員の「終活」
【感想】
葬儀会社の子会社の終活サロン「満風会」で働く三崎清と、満風会の利用者のお話です。
30代、50代、60代…それぞれのライフステージでそれぞれの人生の悩みがあるよねえ…。
家族がいてもいなくても、自分の人生のしまい方は自分で決めておかないといけないよなあ。
自分の年齢(30代後半)だと、まだしばらくは健康だろうという謎の自信があって、自分が死ぬときのイメージは具体的にはできないけれど、自分の死にたいタイミング(?)で死ねない可能性もあるからねえ。
急に事故で死ぬってことも可能性としてはあるわけだし。
遺された人たちが何をどうしたらいいのかわからないわからないという状況にはしたくないなあという気持ちはあります。
特に今はスマホ関連の整理が重要ですよね~、サブスクの解約とか、お金がかかってないとしてもどんなサービスを利用していたかの把握とか。
100円ショップでエンディングノートを買いましたが、スマホ関連のこととか保険関連のことしかまだ書いていない![]()
自分の今までの人生、誰かに知ってほしいかなあ~?夫には恥ずかしくて読んでほしくないけど、子供には何となくママがどんな人生を送ったかを知ってほしい気持ちはあるなあ。
原優吾のお話のように、これから子供が生まれるってタイミングで癌が再発、余命宣告されるってのは辛いよなあ…。
残りの時間で子供になにを残してあげられるか、何をしてあげられるか、すごくすごく考えるだろうなあ…。子供の成長をそばで見届けることができないのは無念だよなあ…。考えるだけで涙が出てくる![]()
年齢的にも子有りってところからも神田美紀のお話は自分も共感できるかな?と思ったけれど、あまりに美紀がワガママというかプライドが高いというか、行政書士がとれたんだから決して馬鹿じゃないはずなのに、明らかに怪しいだろって男にひっかかったり反対を押し切って産んだ子供は親任せでほぼネグレクト状態だし、嫌なタイプの女性でちょっと共感できなかったなあ~![]()
親の介護の件は不憫というか、昨日まで元気だった母親が急に介助が必要な状態になってしまうのに戸惑ったり葛藤するのはそりゃそうだよね…と思うけれど、育児に関しては自業自得だもんなあ。
意地で産んだ結果愛情が持てないって、子供の人生なんだと思ってるんだろうな~と思ってしまう![]()
最後のほうは何となく介護にも育児にも前向きに取り組めるようになって良かったねとは思った。
私は老後お金で悩みそうなんだよな~![]()
基本どんぶり勘定で欲しいと思ったものはすぐ買っちゃうタイプだし、夫の収入に頼ったりボーナスでなんとかしたりしてる状態だから、これから教育費とか色々掛かっていく中でこのままの意識じゃヤバいよなとはずっと思っています![]()
三つ子の魂百までじゃないけれど、子供のころから貯金できずすぐに使っちゃうタイプだったんですよね~。逆に弟はコツコツ貯金して欲しいものを買うタイプだった。親からはお金についての勉強というか考え方というか、特別そういったものを教えてもらった記憶はないから、完全に性格だと思うんだけれど。何の違いなんだろうなあ~。
振り返ってみると、母親はいつも「お金がない」が口癖で、仕事も本当は働きたくないのに父親の収入が低いから仕方なく働いていると事あるごとに言っていて。
父親の勤務先が潰れて転職しないといけない時期もあったから、お金がないってのは事実だったとは思う。
そういうのを聞き続けているうちに「お金がないことは恥ずかしい、(周りから)お金があると思われたい」と思うようにはなったんだよなあ。小学生のときとか、可愛いブランドのお洋服着てる子とかすごく羨ましかったし。
でももういい大人だし、物をいっぱい持っていること=幸せではないことも理解しているんだけどねえ。(FPの資格も一応持ってるんですけどね…
)
その反動なのか、子供にはめちゃめちゃおもちゃとかお洋服買ってあげちゃうんだよね![]()
いろんなもの欲しくてみじめな気持ちになるくらいなら、買ってあげたいって思っちゃうんだけど、なんでも買ってもらった子は将来どんな考え方になるんだろうという不安もある![]()
でもやっぱり生まれ持った性格なんだろうなあ~と思うのは、子供ってあれもこれも「欲しい~~~!!!」ってなるイメージだったけれど、私の子供なのに(?)そうじゃないんだよね。
本当に欲しいものには「欲しい!」ってなるんだけど、欲しいってなることがそもそもそんなに多くないんだよね。
子供が「欲しい!」って言って買うことよりも、私が「喜びそう!買ってあげたい!」で物を買うことのほうが圧倒的に多い![]()
これ欲しい?って聞いても、「いらない、買わない。」「お店のだよ、戻して。」「似たの持ってるよ。」とか言われるからなあ…。
教えたわけでもないし教えてもわかる年齢でもないから、性格なんだろうなあ…。
お金の使い方の見直しは今後5~10年くらいで真面目に取り組まないと、老後の資金があっという間に底をつきそう…。
いまは元気だけど、今後親の入院とか介護が必要になる可能性があることを考えると、真面目にやらないとなあ…。
自分の人生の見直しを考えるきっかけになる本だと思いました![]()
