16冊目:仕事、人間関係の悩みがスーッと軽くなる! 「繊細さん」の知恵袋 | 【読書感想文Blog】ネタバレ注意⚠

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仕事、人間関係の悩みがスーッと軽くなる! 「繊細さん」の知恵袋

武田友紀

2022/04/05

 

 

 

 

★ひとことまとめ★

自分の気質の取説セキセイインコ青

 

 

 

 

 

↓以下ネタバレ含みます↓

作品読みたい方は見ないほうがいいかも

 

 

 

【Amazon内容紹介】

700名以上の繊細さんをカウンセリングしてきた著者と、138人の繊細さんが「こんなときどうする? 」の知恵を持ち寄りました!
「繊細さん」とは、HSP(Highly Sensitive Person)に親しみをこめた呼び方。HSPとは、周囲の刺激に反応しやすく、まわりの気づかない小さなことにもよく気づく気質の人のことで、5人に1人いると言われています。


そんな繊細さんの日常で、シチュエーション別に、困った時にどんな対応をとったらいいのか、具体的な言い回しや体験談を集めた本が本書です。
たとえばこんなとき、繊細さんはこんなふうに乗り切った!

●「一度にあれもこれもと頼まれてパニックになりそう! 」
大きめの付箋紙に優先順位をつけて書き出しPCに張り付けて、終わったら線で消します。まわりにも状況が伝わるのでおすすめです。(むーさん)

●「上手に仕事を断るにはどうしたらいい」<?/b>
「課長がいいって言ったらやりますよ」など上司を盾にします。(高田さん)
「今、これを優先しなければならないけど、急ぎですか? 」とたずねてみた。わりと回避できた。(まさん)

●「事故や事件のニュースを見ると落ち込んでしまいます」
字幕にする。(なつみさん)
ペットの猫に話しかけます。痛いね。しんどいねって話しかけていると、猫がかわいいのでそのうち気が紛れます。(あおさん)

コツを知るだけで乗り切れることがことが、たくさんあります!

 

 

【あらすじ & 感想】

今日はいつも行ってるホットヨガのLAVAの、「ネイチャーフィールヨガ」に初めて参加したのですが、いい感じでした〜オエー


「ここはジャングルですやしの木」みたいな講師のかたの声かけと、それっぽい音楽も流れるので、

自分が自然の中でヨガをしてる想像をしながらポーズをしていきます。

難しいポーズはないですが、バランスポーズが入るからそこだけは集中が必要かも。

目を開けると現実(ヨガスタジオ)に戻されるんですが、目を閉じてるときは旅行先で見た海や自然を想像しながらヨガができて、良い気分転換になりました音譜


仕事のことを悶々と考える毎日でしたが、

レッスン終わったあとには、

また旅行行きたいな〜

海外旅行のために英語の勉強やりたいな〜

そういえば、本だけ買ってやってなかったペン習字もやりたいな〜

といろいろ「やりたい」が浮かんできたことも良かった花

また受けたいと思います飛び出すハート




 さて本題。自己啓発系2冊目です。


なんか最近、インスタとかで「HSP」という言葉を見るとイライラしてしょうがなかったんですムキー

投稿してる人もコメントしてる人も赤の他人だし、その人たちのせいで自分に何が害があったわけでもないのですが、

「HSPという免罪符を使って、嫌なことから逃れてる」

「HSPって言ってるけど、ただそう言えばいいと思ってるだけなんじゃないの?甘えてる」

「私だって日々色々我慢してるし、HSPに近い部分もあるけれど、言い訳にせず頑張ってるのに」って感じてしまって。

私だって辛いんだから、あなたも我慢しろ、辛さを味わえ、みたいな危険な思考になっていることに気付きました…。

 

けれど、よくよく考えたら、別に私だって無理して我慢しなくて良いのでは?

私はこんなに~凝視むかっって思ってイライラするくらいなら、できない自分、無理している自分を仕方ないね〜と認めてあげたほうが良いのでは…。

私ももしかしたらHSPに近い部分があるのかもしれない、と認めた方が心が楽になるのでは?と思えたんです。

 

なんでもかんでも「私HSPなんで~赤ちゃんぴえん」で済ます人がいたら確かに嫌だけど、そんな人は身近にはいない。

なのに、架空の人に対してイライラしている私。仮にそういう人がいたとしても、人は人、私は私でいいじゃないか…と思いました。

 

ということで、HSPという言葉が大嫌いだったのですが、まずはHSPについて知ってみようと思って読みました。

読んでみると共感する部分も多く、自分が普段感じているしんどさをわかってもらえたような気がしました。

 

 

どんなにまわりとちがっても、自分が感じたことは、自分にとって本当のことです。本音と感性に耳を澄ませ、「私はこう思う」「こう感じる」と、まずは自分自身で受け止めていくことが必要です。(P26)



人間が相手に言う言葉は、その人自身の生き方を反映しています、相手に対する「もっとこうしたら」「〇〇なところがだめだよ」という言葉は、その人自身が「自分はこうでなければならない」と思っていること。

たとえば、「もっとちゃんとしてよ」と言う人は、自分自身に「ちゃんとしなければ」と言ってきた人なのです。(P37)

→これまさに、HSPという言葉に対してイライラしていた自分のことですね…。

 

 

家事も仕事も、「私ばっかりやってる!」とイライラしたら、やりすぎのサインです。一度手を止めて、本当はどうしたいのか、自分の本音を確かめてみましょう。(中略)

イライラとは、本当にやりたいことと今やっていることがずれている状態だからです。「~したい」という本音と、「~すべき」という思考がくいちがっていて、「~すべき」に支配されているのです。(P48-49)

ポイントは「相手がこうしてくれたらいいのに」ではなく、「私はこうしたい」と「自分」を主語にして考えることです。(P50)

→わかっちゃいるのですが、仕事だとなかなか難しい…。「やらなければならない」ことが多い…

 

 

誰かが怒られているのを見て緊張したり、イヤだなと思ったら、お手洗いに立つなどその場から離れましょう。

「自分が怒られているわけではないのだから」と自分の気持ちを否定するよりも、「あぁ、怖かった」と自分の気持ちをそのまま受け止める方が、動揺が鎮まりやすいです。(P92)

また、自分の感覚を相手にあてはめすぎないことも大切です。(中略)「自分だったらこう感じるから、相手もそうだろう」と自分を基準にしてしまうと、現実とのズレが生じます。(P92-93)

→今日仕事してるときに、私この傾向があるなと思いました。

私は、値引きのお願いをされること・することにすごく抵抗があります真顔

抵抗というか、ほんとにストレス…

プライベートなら絶対しない。

けれど、仕事のやりとりの中では値引きをお願いする場面も多々あります。


私自身が、値引きのお願いされることにストレスを感じるので、相手に値引きのお願いをすることで相手にもストレスを与えている、と思っちゃうんですよねネガティブ

申し訳ないです、お願いしたくてしてるんじゃないんです、上からの指示なんです、手間ですよねごめんなさい、って心の中でめちゃくちゃ謝り続けるので超疲れる。

こんなに気疲れするくらいなら値引きのお願いしたくないんですけど、上司からしろと言われたらするしかない。


でも、もしかしたら値引き要求なんて相手は日常茶飯事で、たしかに一瞬「だる」とは思ってるかもしれないけれど、心の中で私が謝り倒すほどは気にしてないのかもしれない、と思いました。

まあ、確実に「だる」とは思ってると思いますが。


 

気分の落ち込みには何かしらのパターンがあるものです。まずは落ち込んだ時の状況(体調、天気、仕事の状況など)を記録してみましょう。(中略)

落ち込んだときには記録を見直してみてください。「いつものパターンだ」とわかれば、自分の状態を客観視でき、気持ちも少し落ち着きます。(P136)

 →私の場合確実にトリガーは仕事なんですよね。


ある事柄がわからない、

自分なりに調べてもわからない、

上司等に聞いてみても忙しいのか素っ気なくてわかりづらい。

そうこうしているうちに、違う商材についての問い合わせがあって…

さらに急ぎの問い合わせも入って…と、

どんどん雪だるまみたいにわからないことが積み重なっていったときが落ち込みのスタートです。


何からどうしたらいいんだ、とパニックになり、いつもなら出来ることも出来なくなり始め、人が何言ってるかわからなくなり始める。

相手の言ってる言葉はわかるんですが、

全く頭に入らなくなって来るんですよね。

一昨日もそんな感じになりかけ、とりあえず相手の言うことをオウム返しで復唱しかできなかった無気力


こういうときいつも「自分が能力不足なんだ」「努力が足りないから…」って思っちゃうんですが、最近になって「仕方なくないびっくりマークはてなマーク」と開き直りはじめてきました。


だって、例えば自分は新米の料理屋さんで、

パンを作ってたらいきなりラーメンの注文がくる、ラーメン作ってたら今度はローストビーフの注文がくる、パンやらなきゃでもローストビーフも時間かかるからどうしよって思ってたら今度はテリーヌの注文がくる。

先輩に聞こうにも忙しいとあしらわれる。

けど新米の自分では無理がある、お客様も待ってる…。


という具合に、材料も作り方も知識もかかる時間も全く違う注文が一気に入り、

自分では処理しきれないと思っても頼る先がなく、お客様はそんなこと知ったこっちゃないのでどんどん催促も来る。


自分がパン屋で、パンの注文来てパン作る、パンの質問に答える、ならわかるんですよ。

もしくは、パン担当中華担当イタリアン担当とか分かれていればまだわかる。


けれど、一人でパン作りながらラーメンにも答えて、その間にもローストビーフにも対応してみたいな、全く別のものを扱うの、無理がある…。

自分の努力不足とか、そういうことじゃない気がする…。

少数精鋭って言葉ありますけど、それ、なんとなく一人で出来ちゃってるだけで、本来なら人増やせよ案件なのでは…って思います。


 

・自分の本音がわからないときは、体の状態を観察してみましょう。体に症状が出ているあいだは仕事や家事のペースを落とす、人のためにやっていることを減らして自分のための時間を確保するなど、まずは自分をいたわってあげましょう。(中略)

ふだんから本音を大切にすることで、ひどく落ち込むことも減ってきます。(P139)

 →いま、

頭痛+不正出血+寝ても寝ても眠い(不正出血によるもの?)+背面の痛み+瞼や唇の痙攣

が出ています。

とにかく1日中寝ていたい。。

もともと自律神経が駄目で朝は弱いんですが、

いつも以上にひどいなぁ〜

とにかく時間通りに起きれないですもやもや



1.「~すべき」という思考ではなく、「~したい」という本音を大切にする

2.体の状態を感じ取って、自分をケアする

3.自分の気持ちを受け止める

心と体に目を向け、自分の本音を大切にすることで、「私は私でいいんだ」という感覚が戻ってきます。

心と体を大切にすることは、他者に向いていた視点を「自分」に向ける取り組みです。何かができることで愛してほしい、と「誰かから与えられる愛」をひたすら求める状態から、自分で自分を愛する状態へと変化が始まるのです。(P144-145)

 

 

・それまで「気にする自分がいけないんだ」「自分がどこかおかしいのではないか」と思っていた方が、気質を知ることで自分の仕組みがわかり、自分を責めなくなります。それは、とても大きな一歩です。

繊細さんだと気づくことは、仕事においても大きな影響があります。

「自分の努力が足りないんだ」「自分が弱いんだ」と思っていると、つらくてもその場でがんばり続けてしまうのですが、気質をしることで「つらいのは努力の問題ではなく、この仕事(職場)が合わないからではないか」と視点が変わります。

「自分を活かせる仕事(職場)はなんだろう?」と自分を活かす方へ考え方が変わるのです。(P186)

→自分がまるっきりHSPだ!とは思いませんが、気質は努力とか我慢でどうこうするものではない、ということがわかって良かったです。

子供の頃から、匂いや人の大声・怒鳴り声が苦手な理由は、繊細だったからかもしれないな…。

大声怒鳴り声は特にダメで、聞いてると涙が出てきます赤ちゃん泣き


頑張り続けてきたけれど…仕事(営業)、合わないのかもしれないなあ。

長期的に働くではなく、働くことで寿命削ってる感ある…

働けるゲージ100%からスタートして、どんどん減っていっている…

最近は20-30%あたりをうろうろしていて、

休んでも50-60%くらいにしか戻っていない気がする。


もともとの家庭環境とかも原因の一つであると思いますが、鬱になったときの最終的なキッカケは仕事ですからね、、、

とにかく脳みそ脳みそが疲れています。。


私はHSP(繊細な気質)を免罪符にして色々なことを無責任に投げ出すつもりはありませんが、

苦手なことから距離を置いてみることを少しずつ挑戦していきたいと思いました。