6冊目:「毒になる母親」を乗り越える11のリスト | 【読書感想文Blog】ネタバレ注意⚠

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「毒になる母親」を乗り越える11のリスト

金盛浦子

2020/02/09

 

★ひとことまとめ★

毒親になっていないか不安な方に。

 

 

↓以下ネタバレ含みます↓

作品読みたい方は見ないほうがいいかも

 

 

 

【Amazon内容紹介】

昨今「毒親」ブームが続いています。現在の自分の不幸は、「毒」を撒き散らすような親、とくに実母のせいだと主張する女性たちが増えています。そして、自らが母になっていく中で、「自分もそんな毒親になってしまうのではないか」という不安に脅えています。
東京心理研究所を主宰する心理カウンセラーとして、34年間にわたって3000組もの親子の様々な問題に寄り添ってきた著者は、その間も社会の変化とともに幾多の親子問題が起きてきたものの、現在の毒親ブームはかつてない異質な現象だと言います。
心理学的には、愛情は究極のところで「愛」と「怖れ」の2つに行き着きます。怖れからは、「不安」「不信」「否定」「怒り」などのネガティブ感情が派生します。現代という時代を生きる母親たちは孤立し、自己実現ができず、将来の保障も得られない中、怖れ(特に不安)に支配されています。
その結果、毒親が本当に存在するのではなく、心の中にある怖れと不安から逃れるために、毒親を作り出しているのです。
いかにしてそんな負の連鎖を断ち切り、幸せな家族関係を取り戻せるか、親子問題に10年、20年単位で関わり合っている専門家ならではの視点と具体性であるべき指針をやさしく指し示す、現代の若い母親たちの心を救う1冊です。
 
 
【感想】
前に小説で読んだ「暗黒女子」の映画を見ていますが、う~ん。飯豊まりえは絶対にいつみじゃないよな~と思いつつ見ていたけれど、クソ性格悪いことを考えるとぴったりかもな~と思いましたw
にしてもブルガリアからの留学生をティナがやっているのはワロタwとくにブルガリアでの留学でのシーンはひどいwwお笑いなのかなと思ったニコニコ
ただふみカスはめっちゃ可愛いかった…ラブ
あと唐田えりか出てきてなんとも言えんな…。あとエンディングの曲が合わな過ぎてびっくりだ。なにゆえこの曲にしたのでしょうか…
にしても闇鍋って何が入ってるかわからなくて本当に気持ち悪いな…
 
 
子供がいて、自分が毒親になってしまうのではないか・なっているのではないかという不安を持つお母さん向けの本です。
ちょっと私が求めていた本とは違いましたが、なにか参考になる部分もあるかもな~と思い読みました。
私はまだ子供がいないので、参考になった部分だけを書いていきます。
 
 
・「毒になる親」に苦しめられてきた人たちは、親の呪縛から解放され、自分自身の足で、自分の人生を歩きはじめたいともがきます。人生においてその局面に直面する時期に、年齢は関係ありません。(P2)
 
・自分自身がすでに子を持つ親になっている場合は、問題は自分のことだけにとどまりません。自分の子どもへの影響を心配し、こんな不安が頭をもたげます。
自分を育てた親が自分にとって毒親であったのと同じように、自分自身もまた毒親になってしまうのではないか。自分が親にされたようなことを、自分も子供にしてしまうのではないか-と。(P3)
 
・毒親になる人があらかじめ決まっているわけではない、ということです。むしろ私は、どんな人にだって毒親の可能性があると考えています。
なぜなら、人は誰でも、自分がいちばんかわいいから。どんなに子どもを慈しみ、かわいがって育てているすばらしい親でも、それは変わりません。
冷静なときは、子どもを最優先に考えることができるでしょう。でも、感情が激したときや不安になったとき、辛い場面に陥ったときは、誰でも自分がいちばん先、自分優先になります。
(中略)自分自身を安定させ、いたずらに不安になったりイライラしなければ、誰でも毒親にならずに済むのです。(P4)
 
・「素直な子」「自慢の子」が、中学や高校、さらには社会人になってから心のトラブルを抱え、大きな問題に直面する、というケースです。
(中略)そのときに彼らがぶつかる最大の問題は「自分がない」ということです。子ども時代、すべての行動のモチーフが「お母さんが喜ぶから」が基準で、いわゆる「いい子」を演じてきたことによる心の軋みが一気に爆発するのです。(P32)
 
・小さな子どもは、仮に親が間違っていたとしても、それを知ることができません。ただ感じているだけで、表現方法もわかりません。
子どもにとっては、「親はいつも正しく強い」のです。怒られたら自分が悪いと思ってしまいます。だからこそ子どもは、親からどんなに理不尽な態度を示されようと、当惑し、深く傷つき、もがきながらも、無意識に自分の身を守るため、健気に「いい子」であろうとします。(P59)
 
・十分な愛情を与えてもらえず、あまりに厳しくされたり、唐突で理不尽な態度を繰り返す親に育てられた子どもは、しばしば内面に無力感と不安を抱えた大人になります。親の態度によって芽生えた不安や怒りの感情は心の奥深くにしまい込んでフタをし、「悪いのは自分だ」と思い込んでしまうのです。しまい込まれた感情は、次第に複雑に根を張っていきます。(P60)
 
・子どもは、なにかを言われて、言うことを聞くとうれしそうにするお母さんの感情をちゃんと読んでいます。お母さんが大好きだから、お母さんの喜ぶことをもっともっとしたいという気持ちになります。(中略)それを続けているうちに、自我というアイデンティティーを育てることができなくなってしまうのです。
通常、子どもは親に命じられても、自分が納得しないと無視したり、さまざまな形で抵抗したりします。すると当然、さらにガミガミ言われたり、叱られたりするわけで、そうしたやりとりの中で自分=自我を育てていき、やがてそれが自立へとつながっていきます。
よく言うことを聞く子は、お母さんのためにいつも自我を抑えているのですから、だんだんと自我のテリトリーが小さくなってしまいます。つまり自分=自我を育てられなくなってしまいます。(P86-87)
 
・しかし、思春期から大人になっていく過程で、必ず自我が試される時期がやってきます。たとえば親の言うとおりに進路を決めて、失敗したりすると、いままで親の言うことを聞いてきた自分って、いったいなんだったんだ、という自分への問いかけが始まります。
そしてからっぽの自分に気づいたとき、「自分は無意味な存在だ」と自己否定へと向かっていく状況が起きてくるのです。(P87)
 
 
なるほどね…ショボーン
これから頑張っていくしかないなとより一層思わされるだけですね…ショボーン