東京ホタル
中村航・小路幸也・穂高明・小松エメル・原田マハ
2018/09/17
★ひとことまとめ★
別れや再開など、それぞれの小さな感動のお話
↓以下ネタバレ含みます↓
作品読みたい方は見ないほうがいいかも
【Amazon内容紹介
人気作家5名が、東京の新しい原風景を描く、珠玉の作品集!
川が青く光る夜、やさしい「奇跡」が起こる――。学生時代の恋人と再会した夜に、音信不通だった母と出会った日に――
それぞれの想いが響き合う、5つの感動ストーリー。イベント「東京ホタル」とのコラボレーションから生まれた注目の作家たちによる極上のアンソロジー!
東京ホタルとは……
自然と共生できる都市にという願いを込め、
隅田川に10万個のホタルに見立てた「いのり星」を流すイベントです。
2012年から始まり、毎年開催されます。
【感想】
東京ホタル、学生の頃に彼氏と見に行ったことがあって、アンソロジーがあったんだと思って読むことに。
どのお話も、再開だったり、かつての思い出だったり、青い光の「いのり星」を見てみんなそれぞれ思うことがあるお話だけれど、一番ぐっと来たのは原田マハさんの「ながれぼし」かなあ。
原田マハさんは「本日はお日柄もよく」とか「一分間だけ」を読んでめちゃめちゃ感動したから、東京ホタルのアンソロジーとしての話がよかったってよりは、ただ原田マハさんが良かったというだけな気もするが…。
逆に小松エメルさんの「宇宙三景」はあまりにもファンタジーな感じで現実的でなくて??って感じになったなあ。
東京ホタルってもうやってないみたいだね。というより、2013年しか出てこないから2年間しかやってなかったのか?私が行ったのは2013年だから、5年前かあ。家の冷蔵庫にその当時もらったマグネットが貼ってある。
そのころの彼氏はいま何をしているのかな~。結婚してたりするんだろうか?幸せに暮らしているといいなあ~。。