31冊目:ハタラクオトメ | 【読書感想文Blog】ネタバレ注意⚠

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ハタラクオトメ

桂望実

2018/05/10読了
 
 
 

 

★ひとことまとめ★

現実はこんなうまくいくのでしょうか…?

 

↓以下ネタバレ含みます↓

作品読みたい方は見ないほうがいいかも

 

 

 

 

【Amazon内容紹介】

北島真也子、OL。157cm、100kgの愛くるしい体形ゆえ、人呼んで「ごっつぁん」―。中堅時計メーカーに就職して5年が過ぎた彼女は、ひょんなことから「女性だけのプロジェクトチーム」のリーダーに。任務は、新製品の開発。部署を超えて集められた5人と必死に企画を立てるも、その良し悪しを判断される前に、よくわからない男社会のルールに邪魔される。見栄、自慢、メンツ、根回し、派閥争い…。働く女性にエールを送る、痛快長編小説。

 

【感想】

桂さんの作品がおもしろかったため、また読んでみた。

話自体は読みやすくて、サクサクと読めるんだけれど、うーん。ちょっとしっくりこなかったかなあ。

いくら社員同士仲が良かったとしても、地味な先輩に向かって「ジミー先輩」とは、ちょっと普通の会社では言わないと思うんだけれど。。

ごっつぁんとか、自分から呼んでください!って言っているならまだしも…。

 

あと、桂さんの作風?なのか、誰かが話しているセリフの時に、聞いてる相手の合いの手に対しての応え?も入っているんだけれど、それがちょっと私は苦手かもしれない。「それで〇〇がね、え?そうじゃないって?いや、それがさ!〇〇でね!え?だから〇〇なんだって!」みたいな、話しかけている相手とのやり取りが一つのセリフの中にあるというか。確かに会話って、話している途中に相手からのツッコミとかも入るけれど、本でそれをされると読みづらさを感じてしまう。その方が、現実的な感じはするんだけれどさ。

 

よし、私も仕事頑張ろう!って気持ちよりも、いやいや仕事ってこんなに楽じゃないよなあ…って思ってしまった。

根回しとか、派閥とか、あるある~って思う人もいるのかもしれないけれど、わたしの会社は特に根回しも派閥も存在しないから、しっくりこなかったんだよね。

 

でもムードメーカーのデブっていいよね。自分の立ち位置がわかっているというか。私の会社にも太ってる人いるけれど、デブキャラ確立してるもんね。デブは憎めないっていうのを、本人もわかっているようで、それを全面にだしてるよね。

 

読みやすいとは思うけれど、いまいち共感できなかったなあ~

恋愛検定が実際にあればなあ~。私も受験してみたい。あなたは四級受験ね、って言われたらちょっとショックかもw

それぞれの主人公の、続きの話も読んでみたいけれど、良いところで終わっているのが逆にいいんだろうね。自分でいくらでも想像できるし。

桂さんの作品は読みやすかったから、また近々読む予定。