散歩する侵略者
前川知大
2017/08/20読了
【感想】
まず、最初のページの金魚の部分で結構気持ち悪くなってしまった。
舞台を本にした作品だから、ありありと想像ができる表現というか…。
話としてはSFで、宇宙人!って話だけれど、概念を失うって、どういうことなんだろうって考えた。
特に、好きな人が、人が変わったようになったりしたら、どうしたらいいのかなあとか。
最後の”愛”の概念をとられたところ。
好き、愛している、って、言葉では理解できても、心がわくわくするような気持ちとか、ドキドキする感じとか、なくなったらどうなるのかなって思ってしまう話だった。