神様の御用人4
浅葉なつ
2017/02/23読了
いつもは複数話だけれど、今回は良彦の野球時代の知り合いの”達也”とその姉、
天道根命(あまのみちねのみこと)とその姉・名草戸畔(なぐさとべ)の話のみ。
今回の御用完了で良彦が御用人に本採用されるということで、いつもよりも真面目な話だった。
途中に出てきたナガスネヒコは古事記でも読んだが、イワレビコと戦って亡くなった人。
(本の中ではニギハヤヒに殺されたらしい)ということは、
天道根命と名草戸畔はイワレヒコ(神武天皇)
と敵だったということ。
名草戸畔の身体が3等分されたのは、恨まれたのではなく、民の飢えを防ぐためだったというのには
ジーンときた。
昔の神様たちが民のために頑張っていた話にうるっときた。