引きずらない人は知っている、打たれ強くなる思考術
豊田圭一
2017/02/08読了
・ファーストリテイリング社の柳井さんは「十勝九敗」のなかで、「十回新しいことを始めれば九回は失敗する」
凡人である私は10回のうち何回失敗するか?100回のうち99回失敗するかもしれない。失敗は前提である(P13.14)
・営業がうまくいかなくても、自分自身が否定されたわけではない(P20)
・経験がストレスに強くする(P24)
・想定内の1日を過ごせる人はいない
良い事も悪い事も、想定外なことは起こるものというスタンスで構える。(P29)
・何事にも最善を尽くす(P35)
・シンパシー(相手のことがわかる前提)より、エンパシー(相手のことはわからない前提)。
相手のことはわからないという前提で物事を進める。(P45.46)
・謙虚になれば、人は誰からも学べる。
人間関係の最善は、自ら積極的に動くこと。(P53)
・言い訳する前に、ベストを尽くしたか問い直す(P60)
・「意識」「行動」「結果」を変えるには、自分に締め切りを設けること。ゴールから逆算して考えること。(P65)
・とにかくすぐやる
何かをし始めることでやる気を出す(P75)
・言いにくいことほど真剣に誠実に伝える
言いにくいことをうまく言おうとしない。(P90)
・緊張しているときほど"ゆっくり"動く(P95)
・思い込みで仕事をすると、無駄になることが多い。
目指すのは自分の満足ではなく顧客満足。
試行錯誤しながら最終的に相手が求める「完璧」に近づけていく。(P104.105)
・一生懸命やった後は、結果を心配しない(P112)
・「わかる」ということは身に染みて経験すること。
何かを学ぶのに、年齢や立場は関係ない(P117)
・何でも抱え込むより、人に素直に助けを求める(P122)
・今の環境に固執しない(P133)
・たくさんチャレンジすることで自信をつける。
自分を低く見積もらない(P141)
・やってみたらできた!を積み重ねる。
何かをやるのに、最初は自信なんてなくてもいい。
自分はもっとできる!と意識して、自分を励ます(P164)
・先を考え不安になるくらいなら、今目の前のことに全力を尽くす。
自分の様々な経験をつなげていく。
自分の進んできた道、これから歩む道を信じる(P174)
【感想】
いままで失敗=恥ずかしいこと、出来ない=だめなこと って思っていて、失敗するのは自分がだめだからだと思ってきたけれど、
柳井さんの言葉にもあるように「十回中九回は失敗する」を見たとき、柳井さんほどすごい人でもこなに失敗するんだと、九回の失敗があるからこそ一回のすごい成功が生まれるのかと感じた。
前職でも、飛び込み・テレアポなんて無理だと思っていたけれど、「やればできるじゃん」って思ったし、その時は「飛び込みって案外楽な営業なんじゃないか?」とも思ったくらい。
やってみたらできた!を積み重ねるためには、一歩を踏み出さないといけないし、その一歩が失敗だとしても怖気づいて逃げるのではなく、ダメであたりまえ、楽しもう!ってスタンスで仕事も恋愛もしていきたいと思った。