20代で人生の年収は9割決まる
土井英司
2017/01/27読了
・組み合わせが「意外・多数・複雑」だと、他に代わりのいない人材になれる(P29)
ナシゴレンのような複雑な人材になる。
・わらしべ長者には資本主義で成功するためのすべての要素が入っている。(P30)
[なんだ、わらかと捨てずにわらを大切に持ち続けたこと]
→言いつけどおりに素直にこなすこと
[飛び交うアブをわらに結ぶ]
→アブとわらというつまらないもの2つを組み合わせるのがアイデアであり、
イノベーション。
[子供はわら&アブを欲しがり、貧乏人はミカンを得る]
→商品の価値は受け手で決まる。
[病気の女性にミカンを渡すとお礼に反物をもらう]
→需要が差し迫っていれば、良い交換ができる。
相手が切実にほしがるものを自分が持っていれば交渉の勝者となれる。
[反物は奪われ、病気の馬を渡される。が、一生懸命介抱すると
馬は元気になり、名馬だとわかり]
→現時点で評価の低いものを、再生したり、うまく伸ばしたりすれば
最盛期以上のかちが出てくる。
[名馬を連れて歩いてるとお金持ちの目に止まり、馬を連れて屋敷にあがることに]
→いいものを持っていれば、いいものを引き寄せる。
一流のものを持っていると、一流の人が集まってくる。
お金はお金持ちに集まる。
・自分には素直さがあるか?意外なものを組み合わせて付加価値を生み出す
遊び心はあるか?需要が高まっていて、自分に供給できるものはなにか?
人やチャンスを引きつけるような「一流の何か」を持っているか?
・「素直さと地頭力」(P55)
・会社からの「何か質問は?」に対してすべき質問は3つ(P58)
1)御社に惚れ込んでいると伝えるための質問。会社の未来に関することなど。
2)実際に自分が入ったときのイメージがわく質問。
その会社で自分が成果を出すためには、どう行動するか、
そのプロセスについて質問する。
3)地頭力を見せる質問
簡潔だが、キモを突くような質問。
・志望動機は「4つのなぜ?」を言えるように。
1)なぜこの業界なのか
他業界との比較を入れつつ、業界の存在意義を語る。
2)なぜこの会社なのか
業界のなかでその会社が占めるポジション、その会社の特性を
明確に述べる。
3)なぜ自分なのか
会社の困っていることに対して、自分は何ができるかを語る。
4)なぜこの仕事なのか
なぜ営業か、なぜ販売かなど、どれだけ情熱をもっているかを事実をもとに語る。
・自己PRでは、「持続力、創意工夫する力、自信」が求められている。
相手が聞きたい話を、飽きないように簡潔に、要領よくポイントを外さず伝えていく。(P71)
・会社から求められていることを知っておく(P74)
自分はこの会社で何を期待されているか。
この会社に足りないものを自分がどう補えるか。
・金になりそうな「色のある夢」を語る(P80)
夢とお金を切り離してはいけない。
「金になりそうな夢」は会社の発展につながる要素を含んでいる。
・納得出来ないこと、気になってたまらないこと、許せないこと、こだわってしまうこと。それが自分の強み。
【感想】
3年前にも読んでいるので、2回目の読了だけど、1度目とは気になったポイントがまるで違った。3年経って変化したのかな?
転職活動中だからか、自己PRや志望動機の書き方は参考になった。
わらしべ長者が資本主義なんてそんな味方したことがなかったけど、昔話などいろんな方向から見るキッカケになりそう。