みなさんこんにちは
池波正太郎先生作、今まで、テレビで、初代、松本白鴎、丹波哲郎、萬屋錦之助、
そして、何と言っても、二代目、中村吉右衛門が演じて来た、鬼の平蔵こと、
長谷川平蔵を、十代目、松本幸四郎が演じる、鬼平犯科帳 血闘の登場です。
本所の銕（若かりし頃の平蔵）は、荒くれ者で、盗賊（甲本雅裕）が営む、
飲み屋に入り浸っていました。
その盗賊のむすめのおまさは、何かにつけ、銕（八代目、市川染五郎）の、
面倒を見ていました。
銕の悪仲間の相模の彦十（火野正平）とは、いつもつるんでいました。
そんな銕も、火付け盗賊改め方の長官となり、日々盗賊の取り締まりに、
当たっていました。
後ろ盾には京極備前守（中井貴一）が、ついていました。
そんな平蔵を、おまさ（中村ゆり）が、密偵になりたいと、訪ねて来ましたが、
平蔵は、断ってしまいました。
平蔵は、世間で珍しいものはないかと、同心の木村忠吾（浅利陽介）に、
尋ねると、神田の芋酒屋を紹介されました。
そこは、表向きは居酒屋店主、裏の顔は、ひとり働きの盗人、
鷺原の九平（柄本明）の店でした。
店を出た、平蔵は、数人の浪人に襲われましたが、1人を切り殺しました。
九平は、平蔵の後を尾けますが、見破られ、ご苦労と言われてしまいました。
九平は店を閉め、いずこへか身を隠してしまいました。
平蔵は、九平がただ者でないと思い、その身を探します。
九平のことを探していることを知った、おまさは、独自で、探索を、
始めました。
九平は、押し込み先で、網切の甚五郎（北村有起哉）の、殺生働きを、
目にしてしまっていました。
おまさは、九平を見つけ、2人で、網切の隠れ家を見張りましたが、
浪人に見つかり、甚五郎に突き出されましたが、おまさの気転で、
2人とも、甚五郎の仲間になれました。
しかし、それまで甚五郎が引き込みに使っていた、おりん（志田未来）を、
甚五郎は、もういらないと簡単に殺してしまいました。
その後、おまさも素性がばれてしまい、絶体絶命でしたが、九平の連絡で、
平蔵が、助け出しました。
甚五郎は、逃げましたが、平蔵は、若い頃懇ろだった、おろく（松本穂香）が、
傷つけられた、腹いせに、やった土壇場の勘兵衛を、叩きのめしました。
甚五郎は、勘兵衛の息子だったのでした。
甚五郎は、罠をはって平蔵を誘い出します。
平蔵の運命はいかに。そして、甚五郎は、おまさは密偵になれるのか。
色々脚色変えてるようですが、良く知られた、お話の映像化、
内容よりも、演者の魅力が、興味深い作品でした。
いやー、やっぱり吉右衛門さんが良かったりなんかしちゃったりして。
広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。