みなさんこんにちは。
平安時代、政治は占いによって左右されていました。
それを行っていたのは、呪術師の陰陽師と呼ばれる重要な役職者で、
貴族の出でない者たちは、出世するために、官僚や、陰陽師になることを、
目指していました。
陰陽師として、出世するためには、陰陽寮という学校で学ばなければなりません。
若き安倍晴明(山崎賢人)は、出世も勉学も興味がないものの、両親が殺され、
孤児として、陰陽師の先生、賀茂忠行(國村隼)に引き取られ、育てられた恩から、
陰陽寮に通っていました。
彼は、人の思い込みを操る術を使えるほどの、優等生でした。
源博雅(染谷将太)は、思いを寄せる従妹のよしこ女王(奈緒)が、毎夜、
彼女の琴の弦が切れる奇怪な現象に悩まされていることを、晴明に、相談しました。
晴明は、よしこ女王からあふれ出た、金の龍を瓶に封じ込めて解決しました。
博雅は、晴明に振り回されながらも、友情を感じ始めていましたが、そんな時、
彼は、帝(板垣李人)から、よしこ女王に恋文を届ける役目を仰せつかり、
渡しましたが、よしこ女王も博雅を好いていたため、落胆してしまいました。
その頃、学生のトップ、得業生、橘泰家(村上虹郎)が井戸で転落死し、
騒動になっていました。
自殺で片付けられそうでしたが、泰家の母(筒井真理子)は殺されたと言いました。
犯人捜しが始まり、得業生を狙う貞文(安藤政信)が、筆跡を調べ、晴明の仕業と、
連行されてしまいました。
全て、陰陽師のトップ、藤原義輔(小林薫)の帝の蔵人所陰陽師の地位を狙った、
野心によるもので、その手下として、惟宗惟邦(北村一輝)が手助けしたことに、
よるものでした。
晴明の両親も、義輔が殺したのでした。
果たして、晴明は義輔や惟邦を倒し、陰陽寮に平和をもたらす事が、出来るのでしょうか。
狐の子と言われた、安倍晴明は、若くして最高の呪術師だった事が、描かれ、
今後の更なる成長、博雅との友情の深まり、期待出来る、そんな作品でしたが、
少し面白さには欠けた様に、思われました。
いや~、呪術かマジックか、わからなかったりなんかしちゃったりして。
広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。