みなさんこんにちは。

今年のハリウッド、アカデミー賞いくつもの部門で、最優秀賞に輝いた、作品、

クリストファー・ノーラン監督のオッペンハイマーです。

英国、ケンブリッジ大学の博士課程の学生ロバート・オッペンハイマー

(キリアン・マーフィー、本作で、アカデミー最優秀主演男優賞受賞)は、

学者のボーア(ケネス・ブラナー)に、勧められ、ドイツに移り、

博士号を取得しました。

時は第二次世界大戦真っただ中、アメリカは、戦争の終結を目指していました。

アメリカに戻った彼は、カリフォルニア大で、量子物理学の勉強のために、教鞭を、

取っていました。

党員にはなりませんでしたが、共産主義者たちとも交遊を、結んでいました。

彼は、元共産主義者の、キティ(エミリー・ブラント)と親しくなり、彼女の、

友人の共産党員ジーン(フローレンス・ピュー)とを紹介され、深い中になりました。

しかし彼は、既婚で会った、キティに夫と別れさせ、結婚したのでした。

ジーンは、学者でしたが、後に精神を病み、自殺してしまったのでした。

レスリー准将(マット・デイモン)は、オッペンハイマーを、原爆を開発する、

マンハッタン計画の指揮をとらせるようにと、命令を受けました。

エキスパートの科学者たちを集め、ニューメキシコのロスアラモスに、

町を作り、そこで日々開発にいそしんだのでした。

ドイツがヒトラーの自殺で降伏後、彼は、まだ抵抗を繰り返す、日本を、

降伏させるためには、原爆を早く完成させる必要があると、考えました。

とうとう完成を見、トルーマン大統領の命令で、日本の、広島、長崎に、

原爆を投下し、日本を降伏させました。

原爆の父と呼ばれるようになった彼でしたが、このような兵器に対する、

疑問を感じていました。

米国原子力委員会の顧問になった彼でしたが、原爆よりも強力な、水爆の、

研究には、否定的でした。

過去に蜜月だった、ストローズ(我らがアイアンマン、ロバート・ダウニー・JR、

本作で、アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞)との確執、公聴会の2人。

オッペンハイマーは、失脚してしまいました。

3時間超の大作、原爆を完成させてしまったことで、栄光と挫折を味わった人間を、

キリアン・マーフィーが、熱演した、人類史上最悪な、負の発明の物語でした。

オスカー俳優たち、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ゲイリー・オールドマン

(トルーマン大統領役)、その他、ジョシュ・ハートネット、ジェイソン・クラーク、

オールデン・エアエンライク等々大スターが沢山で、驚かされました。

面白いというよりは、原爆の事実を知る、良い内容でした。

いやー、核戦争の恐怖が、身に沁みちゃったりなんかしちゃったりして。

広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。