みなさんこんにちは。

ベン・アフレック、マット・デイモンが制作に加わり、ベンが監督、

マットが主演で、あのスポーツ用品のナイキが、低迷の時代を打破した、

奇跡の実話を描いた作品です。

1980年代、ナイキは、バスケットボールシューズ部門の不振に、喘いでいました。

バスケットボールシューズは、アディダスとコンバースが、シェアを押さえており、

ナイキは、太刀打ち出来ていませんでした。

そんな中、ナイキのCEOフィル(ベン・アフレック)は、ソニー(マット・デイモン)に、

バスケットボール部門の立て直しを、命じました。

ソニーは、バスケットボールの高校オールスター戦を作り出した人物で、

高校生や周囲の人たちと、人脈を作り、スター候補を探し、いずれナイキの、

専属プレイヤーになってもらおうと、試合会場に足を運び、スカウト活動を、

行っていました。

シューズメーカーとの契約は、大学プレイヤーのドラフト1~3位は、

既に決まっていました。

ソニーは、上司のロブ(ジェイソン・ベイトマン)を説得し、会社が3人分用意した、

25万ドルを、マイケル・ジョーダン1人だけの獲得に使いたいと、進言しました。

フィルは反対しましたが、ソニーは、心のままに突っ走り、代理人を通すルールを破り、

直接マイケル・ジョーダンの家に、交渉に行きました。

交渉のキーは、マイケルの母、デロリス(オスカー女優、ヴィオラ・デービス)でした。

ナイキだけは嫌だというマイケルに、コンバースやアディダスは、彼よりも、

会社の利益優先の話をするであろうこと、ナイキが抱く彼への思いを、

デロリスに話したのでした。

マイケル・ジョーダン一家は、2社のプレゼンを聞き、最後に、ナイキに、

やって来ました。

ソニーや、元バスケット選手で、けがで選手を諦め、ナイキに入社した、

ハワード(クリス・タッカー)が、出迎えました。

ナイキは、彼の名を冠した新しい、バスケットボールシューズ、「エア・ジョーダン」を、

用意していました。

果たして、ナイキは、マイケル・ジョーダンを獲得出来るのでしょうか。

今やバスケットボールシューズのトップメーカーのナイキ、そこに至る苦労が、

1人の人間の情熱で、出来上がった内容に、感動した傑作でした。

文句なく、面白い作品です。

いや~、ナイキってタイガー・ウッズだけじゃなかったり、なんかしちゃったりして。

広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。