みなさんこんにちは。
世界中の女性に、セクハラ被害を、声に出させた、ミートゥー運動の発端となった、
ハリウッドの映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン事件を暴いた、
ニューヨークタイムズの、2人の女性記者の奮闘を描いた、実話です。
2016年、ミーガン(キャリー・マリガン)は、大統領候補のトランプ氏の、
女性スキャンダルを追っていましたが、彼から、そんな事実はないと、電話が入り、
それからほどなく、彼は、大統領に当選したのでした。
彼女は、別のセクハラスキャンダルを追っている、ジョディ(ゾーイ・カザン)と組み、
仕事をすることになります。
編集者のレベッカ(パトリシア・クラークソン)は、2人を応援します。
2人は、ある情報で、ハーヴェイ・ワインスタインが、セクハラや、
レイプまで起こしても、起訴されず、警察も動かなかった事実を知りました。
そんな中、ジョディは、女優のアシュレイ・ジャッド(本人)が、
映画製作ミーティングのはずが、性的関係を要求され、何度も断った結果、
映画から外されたこと、余裕のない、多くの若手女優は、
彼の要求を受けざるを得なかったことを、聞きました。
2人は、女優やモデル意外に、ハーヴェイ・ワインスタインが君臨していた、
ミラマックス社の従業員にも話を聞こうとしました。
しかし、元従業員たちは、示談で沈黙を強要されており、ハーヴェイ・ワインスタインの、
名前を出されただけで、ドアを閉めてしまうほどでした。
ある日、ジョディは、グゥイネス・パルトロウから、電話をもらい、
彼女が23歳の時、ハーヴェイ・ワインスタインに商談という名目で、
ホテルに招待されたが、彼の要求を断ると、仕事がなくなると脅されたと、
聞きました。
ジョディは、元従業員の1人ゼルダ(サマンサ・モートン)に会い、かつての、
彼女が持っていた書類を、渡されました。。
また、会計士のレイターに、彼の携帯に残る元ミラマックスの社員が、
ワインスタインの、性的虐待疑惑を記した社内回覧文書を写メさせて、
もらいました。
証拠はそろって来ましたが、名前を出すことが、おそれられていたため、
公表が出来ない状況でした。
そんな時でした、アシュレイ・ジャッドから電話が入り、
女性として、クリスチャンとして、自分の名前を、記事に載せることに、
同意すると言いました。
ジョディは、泣いて感謝を言い、みんなに、「シー・セッド」と伝えました。
ジョディとミーガンは、ついに、記事を書き上げ、2017/10/5に、
アシュレイ・ジャッドの体験を中心に、新聞掲載しました。
また以前断られた、ローラも、秘密保持にサインしなかったからと、実名の、
公表に承諾すると、電話して来ました。
今まで、このことに触れられることを、封印し、トラウマを、
かかえていた、世界中の女性たちから、ミートゥーと、
声を上げ始めました。
そして、ハーヴェイ・ワインスタインには、あの判決が下るのでした。
権力にものを言わせた男に下った、天罰、今彼は、獄中で、何を、
思っているのでしょうか。
売れるためには、体も売るのかと、考えさせられた傑作で、
素晴らしい作品でした。
ハリウッドの闇は、よそでもあったりなんかしちゃったりして。
広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。