みなさんこんにちは。
ミステリーの女王、アガサ・クリスティー原作、「ナイルに死す」を、
「オリエント急行殺人事件」に続いて、いまや巨匠、ケネス・ブラナーが、
監督、主演を務めた、「ナイル殺人事件」です。
ジャクリーン(エマ・マッキー)は、親友の大富豪、リネット(ガル・ガドット)に、
婚約者のサイモン(アーミー・ハマー)を紹介します。
ジャクリーンは、サイモンが失業中で、リネットの田舎の別邸の、管理人として、
雇って欲しいと頼んだのでした。
その頃、世界的な名探偵、エルキュール・ポワロ(名優、ケネス・ブラナー)は、
休暇にエジプト旅行に、来ていました。
ピラミッドを眺めて、お茶を楽しんでいた彼の目に、ピラミッドに登り、
凧あげをしている不謹慎な男を、見つけ注意しますが、何とそれは、
親友のブーク(トム・ベイトマン)でした。
ブークは、鉄道会社を辞め、母(名女優、アネット・ベニング)とともに、
ある結婚式の参列に来ていたのでした。
実は、最後にわかることですが、ポワロは、母に呼ばれて、来ていたのでした。
ブークは、ポアロを、結婚式に誘いました。
その結婚式は、何と、リネットが、親友のジャクリーンから略奪婚した、
サイモンだったのでした。
ジャクリーンは、ストーカーの如く、2人の前に現れ、リネットは、
恐れていました。
そこで、リネットは、ポワロに身辺の護衛を頼むのですが、
犯罪行為にはなっていないと、断ったのでした。
新婚の2人は、豪華客船カルナック号で、ポワロをはじめとする、招待客と、
ナイル川を巡りました。
途中の停泊地から、ジャクリーンが、乗って来ました。
恐怖を感じるリネットでした。
ある時、ジャクリーンと、サイモンが、言い争い、ジャクリーンは、
持っていた拳銃で、彼の足を、撃ってしまいました。
その場にいた、ブークと、彼の恋仲のロザリー(レティーシャ・ライト)が、
招待客の1人、元リネットの婚約者のウインドルシャム医師や、バワーズ看護師を、
呼びました。
ところが、その後、寝室で寝ていたリネットが、こめかみを撃ち抜かれ、
死亡していました。
当然犯人は、ジャクリーンが一番に、疑われます。
しかも、肝心な時に、ポワロは、苦手な船旅と、ワインのせいで、爆睡しており、
事件のことは、朝になって、知ったのでした。
更に、その後、次々と、殺人事件が起きます。
果たして名探偵は、事件の真相を解明出来るのでしょうか。
ポワロの口髭の秘密や、思いもよらない犯人、クリスティーの、
ファンなら、前作も含め、ご存じの結末でしょうが、
ケネス・ブラナーの渾身の演出が、楽しませてくれました。
次は、「地中海殺人事件」やるんでしょうか。
ポワロは、やっぱり世界一の名探偵だったりなんかしちゃったりして。
広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。