Q.私は、独身なので将来の介護が心配です。介護保険に加入した方がよいでしょうか?
(Uさん38歳・OL)
A.介護は誰にでも起こりうる可能性があります。備えは必要ですが、様々な方法があります。
介護の備えは資産運用や保険で解決を
厚労省の調査では、要介護状態になる確率は、80歳以上で3人に1人、85歳以上で2人に1人です。高齢社会を迎え、誰もが「自分が要介護状態になる可能性がある」と言う前提でマネープランを考える必要があります。
介護の費用は、在宅介護の場合で、介護用品の購入や、福祉サービス、医療関係費用を含めて、要介護2で月約5万円(年間約60万円)、要介護5で月約8万円(年間約100万円)程度かかります。また、介護期間の平均期間が約4年であることを考えると、要介護状態にもよりますが、240万円~400万円の費用がかかると予想されます。介護の備えには次のようなケースがあります。
①現金を貯める
最も確実な方法ですが、介護期間が長期になった場合も想定すると、かなりの金額になってしまうかもしれません。
②介護保険に加入
介護保険も保険会社によって商品は様々です。保障内容や、支払い基準等も違いがありますので、自分のニーズにあった保険を選ぶ必要があります。貯蓄性のある保険の場合は、介護状態にならなくても貯蓄として使えるメリットもあります。
▼一時金、確定年金受取タイプ
一定額を一時金もしくは年金で受け取るため金額が一定です。介護期間が長くなる場合は金額が足りなくなってしまうケースもあります。
▼終身年金受取タイプ
一定額を支払い要件に該当する限り、一生涯受け取ることができます。介護期間が長期になっても安心ですが、保険料は一時金、確定年金タイプに比べて高くなります。
介護への不安が高まる中、備える方法はいろいろとあります。それぞれ、メリット、デメリットがありますのでファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。
—— 女性のための生活情報紙「リビングかなざわ」掲載 ——