「シャークネード6 ラスト・チェーンソー」 | カツカレー充填120%!

カツカレー充填120%!

コードネーム・赤塚零。
ICCPO(International Cutlet Curry Prove Organization)の特別捜査官にして、
「満腹戦隊カツカレンジャー」のリーダー「カツカレッド」。
カツカレー食べある記「メシヤマラソン」遂行中。
いつかはあなたの住む街へ行くかも知れません

ついに劇場へ観に行ってしまいましたよ(笑)。

こんなことになったのも、元をただせば永井真理子さんのお陰です(人のせいにするな)。
詳しい経緯は下記のブログをご覧ください。


何はともあれ、半年前には「シャークネード」という映画の存在も、「サメ映画」というジャンルがあることすら知らなかった私が、この間に過去5作を観た上で、最終第6作の劇場公開に間に合ったというのは何かの巡り合わせですね。やっぱり真理子さんのお陰です。
(過去の感想はこちら⬇)
「シャークネード」

さて、劇場に着いたのはいいのですが、どこにもシャークネードのポスターが見当たりません。
やっと見つけたのがこの小さな表示。
小さい上にこの場所、休憩用ベンチの背中の部分なので、前に人が座ると見られません。
(右に写ってるのがゴミ箱)

あとはチケット売り場の電光掲示くらい⬇。
グッズもパンフレットも売られておらず、一般のお客さんは、ここで「シャークネード」などという映画をやってるなんてまず気づかないんじゃないでしょうか。
あたかも、この映画館で「シャークネード」などという映画を上演していることを世間から隠そうとしているかのようです(笑)。

それでも入場したら、さすがにシアターの前には表示がありました。
記念撮影。
記念撮影する場所を探していたのですよ。

さて、私じつは4DXというものは初めてでして、どこの席で観ようか迷いました。
だいたい今の映画館って全席指定なので、入場する前に席を決めなきゃいけないんですよね。入ってみてから考えるというわけにはいかない。
普通の映画ならド真ん中の席が画面の観やすさも音響もいいのですが(その席を基準に作られているそうです)、4DXはどうなのか。
というわけでネットで調べてみたら、前の方がいい、という意見もあったので、いろいろ考えた結果、8列ある席のうちの、思い切って前から2列目中央の席にしました。
結果的には「今回は」これで正解だったと思います。

ラッキーだったのは「シャークネード」が映画じゃなかったことでした。
「シャークネード」はそもそもテレビ映画として制作されているので、本国アメリカでも劇場公開はされていません。
映画館で「シャークネード」が観られるのは日本だけです(笑)。もちろん4DXと日本だけ。
テレビ映画なので画面の幅が狭く、2列目から観てちょうど視界に画面が収まるくらいでした。
もし普通の映画サイズで、画面脇に縦書きの字幕を付けられたらちょっと辛かったかも知れません。

一方、前列ならではの恩恵というのはそれほどなかったのかな、という感じもします。
場面によっては画面の回りからスモークが出たり雪が降ったりするのですが、2列目だからといってそれらが席まで届いたということはありませんでした。
1列目にも届いていなかったような…。両端の席までは確認していませんが。
あと、場面によっては画面の脇でフラッシュが点滅していたようですが、それは余り視界に入らなかったです。
こうやってまとめているとやはり普通の映画のようにド真ん中の席が一番良かったのかな?
たしかにこんなに前の方に陣取って居たのは私だけでしたし、(他にも10組くらいのお客さんが居ました。中にはアベックも)他のお客さんの反応が見られなかったのはちょっと寂しかったかも。
まあ、でも今回は視界ギリギリの大画面で観られて満足でしたし、4DXの設定や座席配置も劇場によって異なるようなので、自分にとってのベストな位置は経験値を積んで見つけていければいいかな、と。

一番肝心の、座席が動く、というギミックはもう文句なしです。まさにシャークネードのためにある機能と言ってもいいくらい。
なんたって竜巻に巻き込まれる映画ですからね。ここぞとばかりに設定マックスで座席ごと振り回されます。
コーラとポップコーンを買って入ったんですが、ポップコーンは手で持ってないと中身がなくなってしまいそうでした。
サメがささると背中のからドンドンやられますし。
今後4DXを観たときに、これほどの満足感を得られるか不安です(笑)。
あと、俯瞰の映像(ヘリや飛行機からの映像)のときに、シートが前のめりになるのが微妙にお気に入りでした。

というわけで、4DXで観られて良かったです。これはもう一生の思いでです。

さて、肝心の映画の内容ですが、率直な感想は、
あ、映画ってこんなんでいいんだ
といった感じです。
ストーリーがすごくテキトーなのは以前から分かっていたことなんですが、今回はさらに輪をかけてテキトーです。
今回はタイムトラベルものなんですが、観てた印象は、これ絶対つじつま合ってないだろ!という感じです(笑)。
(いや、厳密に検証すれば合ってるのかも知れませんが、印象としてね)
でもどんだけストーリーがテキトーでも、それっぽい音楽をバックにそれっぽいセリフを言わせると人間って感動するもんなんだな、と。
あとは多少ストーリーや映像が破綻していても、観ている人は心に引っ掛かるものが有れば勝手に深読みして補完するので、むしろ破綻してた方が話に深みが出るような気がします。
なんかちょっとヱ⬛"ァン⬛"リ⬛ンを思い出しました。⬛野監督は、もうちょっと楽な気持ちで向かってもいいかも知れない。
因みにラストは「ジョジョ第6部」や「マドマギ」や「貞本版エヴァ」や「SPEC」みたいな感じでした。
(私、ジョジョ6の終わり方は結構好きなんですよ)

というわけで私のシャークネードな日々もこれで一段落です。
いやあ、楽しませてもらいました。
だいぶ悪口も書いたような気がしますが、これも全てです。
ということで、もしこの文章が関係者の方のお目に止まるようなことがあったとしてもご容赦いただければ幸いです。

入場者特典のステッカー。

お土産に買った「起上もなか」。