どうしてあの映画の続編が作られるのか不思議でならないのですが、とにかく出来上がった作品を観る限り明らかに予算は増えてます(笑)。
そんなに人気があったんでしょうか。
じゃあその続編を観ているお前はなんなんなだ、と言われそうですが、何か観たくなるパワーを感じるんですよね。
何なんでしょうかね、これは。
無事着陸した瞬間、主人公のフィン(演:アイアン・ジーリング)がカメラ目線で一言。
ニューヨークへようこそ
というわけで2作目の舞台はニューヨークです。
1作目がロサンゼルスで、2作目がニューヨークというのは「ダイ・ハード」と一緒ですね。
ダイ・ハード風に言えば、
またまた漁場に来てしまった運の悪いやつ!
と言ったところでしょうか。
前作では「家族愛」が1つのテーマになっていましたが、今回は義理の弟との「友情」がテーマのようです。
「どっちがバットマンでどっちがロビンか」というような会話から推察すると二人は幼馴染みのようですが、その幼馴染みの妹と結婚したことで仲がこじれてしまったようです。
前作から予算が増えた分、話のスケールが大きくなったものの、基本的には似たようなストーリー展開かと思いきや、途中から「オイオイオイオイ」と言った感じにトンデモ度が上がっていきます。
今にして思えば、往年の名野球選手がバットでサメを打ち返した辺りからおかしくなる予兆はありました。
ちなみにこの野球選手は話の本筋とは全く関係のないキャラクターで、こういう取って付けたようなエピソードでお手軽にお涙頂戴しようとする安易な姿勢が、もうB級通り越してC級の域に達していて堪らなく好きですね。
なにその「親父が見に来ていた最終打席は無様な三振だった」とかいうエピソード。要らないでしょ!(笑)
というわけで前作にも増して無茶苦茶になった感のある2作目。
観終わった頃には1作目が普通の映画だった気がしてくるから不思議です(笑)。
というわけで、
に続きます。