第2話「俺たちの初勝利!」 | カツカレー充填120%!

カツカレー充填120%!

コードネーム・赤塚零。
ICCPO(International Cutlet Curry Prove Organization)の特別捜査官にして、
「満腹戦隊カツカレンジャー」のリーダー「カツカレッド」。
カツカレー食べある記「メシヤマラソン」遂行中。
いつかはあなたの住む街へ行くかも知れません

第1話の試合の続き。
サブタイトルで試合の結果は分かってしまうわけですが、分かっていても面白い!

動けないウインディを、身を呈してかばうキアイリュウケン。
ハーフタイムの間にウインディのショックターゲットを取り除こうとするマグナム。
後半開始直前ギリギリにピッチに姿を現す3人。
それぞれの場面の、悲壮感、緊迫感、安堵感を引き立てるBGMがまた素晴らしい。

そして試合に破れたゴールドフットの前に現れるゴールドアームとゴールドマスク。
「ゴールド三兄弟の恐ろしさを、たっぷりと味わわせてやろうじゃないか。そいつらに」
「面白くなってきやがった」
敵側のドラマにも厚みが出てきます。

さらに前代未聞の競技変更!
ダークプリンスがシルバーキャッスルに負けたことに腹を立てたギロチは、オーナー会議を召集。シルバーキャッスルに野球リーグへの転向を迫ります。

「アイアンリーグオーナー会議は、チーム・シルバーキャッスルに対し、野球リーグへの参加を要請するものである」
「野球リーグへの参加の拒絶は、アイアンリーグ全体からの撤退を意味するものとみなす」

もう無茶苦茶です(笑)。

しかしこの無茶苦茶な展開も、
シルバーキャッスルのオーナー、ルリーの、

「みんな!これくらいのことでシルバーキャッスルはへこたれたりなんかしないわ!野球なんて簡単よ。投げて打って走ればいいのよ!」

とか、
マッハウインディの、

「こいつは面白くなってきた。さすがリーグ1の弱小チーム、何でもありだぜ!」

とかいう恐ろしく前向きな発言のおかげで、なんとなく受け入れられてしまうから不思議です。これぞ脚本の力ですね。
(ほんとか?)

かくして、唯一の野球経験者であるマグナムエースは、晴れてシルバーキャッスルのピッチャーに就任し、ウインディがその球を受けてみることになるのですが、マグナムの本気の投球はウインディをもってしても受け止めることができず、吹き飛ばされたウインディは気を失ってしまいます。

2話続けて悶絶するウインディで引き、という展開に、
もしかしてここは笑うところなのか?と戸惑いつつ、第3話へと続きます。