こんにちは照れ

LAS認定ソウルコーチ&

刺し子・刺繍作家の

たまきみさこです。

 

みなさま

いかがお過ごしですか。

 

 

突然ですが

わたしの大切な友人に

 

かなり古い

茅葺き屋根の家を借り

 

女手ひとつでコツコツと

改築・修繕している方がいます。

 

この方のご紹介は

長くなりそうなので

別の機会に詳しく、と思うのですが

 

その方がこの秋、

市田柿の干し柿づくりのアルバイトに

行かれて。

 

商品にならない

(正確には、つるすために必要な

 柿のつけ根の”ほぞ”がないためにはじかれる

柿をもらってきて

 

茅葺き屋根の家の軒先に

つるしている投稿を見たのです。

 

その写真がすてきで


そんなアルバイトを選ぶ彼女も

なんだかすてきで

 

いいなぁ

と見せてもらっていました。

 

 

たぶん、それが

わたしのスイッチを押したのでしょう。

 

それからは

 

ご近所や出かけた先で

干し柿が目に入るように

なるのですが

 

先日、

街中の小さなアパートのベランダに

干し柿がつるされているのを見たとき

 

わあぁ・・

となったのです。

 

 

その

わあぁ・・がなんだったのか

言葉にしてみると。

 

 

 

古民家の軒先、

古い一軒家の軒先などに

干し柿がつるされている、

 

その光景は

とってもいいのです。

 

ああ、まさに!という感じで

ぴったりお似合いで。

 

 

でも

 

さほど広くない

一人暮らしを思わせるような

アパートのベランダ。

 

アスファルトとコンクリートの街中で

つるされている干し柿を見たとき

 

なんだか

”すこやかさ”みたいなものを

感じました。

 

 

若者なのか、

一人暮しなのか、


その小さなアパートの住人が

どのような方かはわからないけれど

 

わざわざ渋柿を手に入れて

皮をむいて紐をかけてつるす

という作業をするということは

 

その方が

そのおいしさを知っているから

 

または

それをつくる楽しさを知っているから

 

または

やったことはないけどやってみたい、

という

好奇心や食いしん坊があったから。。

 

 

いろんなことを想像して

 

その家に

すこやかな灯りがともっているような

感じを受けたのです。

 

 

そのアパートの干し柿を

あおぎ見ているだけで

 

わたしまで

嬉しくなってくる

 

楽しくなってくる

 

お日さまがさして

気持ちが明るくなるような・・・


そんな

心もちになりました。

 

 

 

そんなことが

あったものだから・・・

 

数日前、だんなさんが仕事先から

 

「渋柿売ってるけど、いる?」

 

と電話をくれたとき

(彼にはまるでそんな話はしていないのに!

 

い、い、いります!!

干し柿、やってみたい!!

 

と答えたのでした。笑

 

 

そうして

やってきた干し柿の

大きいこと!!

 


甲州百目という

1個450g以上もある

山梨固有の大きな渋柿でした。

 

皮を剥き

カビが来ないように

沸騰した湯に10秒ほどつけて

(説明書き通りに・・

 




物干し竿のはしに

つるしてみました。

 

 

その光景は、、

 

やっぱり

とてもすこやかでした。



あぁ、

うれしい。

 


やわらかくなり

あんぽ柿として食べられるようになるまで

1ヶ月くらいかかるそうです。

 

隣家との端境の

この光景を見るたび

 

わたしは毎日

 

お日さまがさしてくるような

明るい気持ちになるんだろう

 

うつむきそうになるときも

励まされるんだろう


と思いました。

 

 

もしかしたら

熟した柿を味わうことよりも

 

そんな、

つるし柿との毎日のほうが

 

楽しみだったりしています。

 

 


今日も読んでくださって

ありがとうございました。


寒い冬の入り口❄️

どうぞ暖かくして

元気にお過ごしくださいね照れ