今年の後半は積みゲーの消化
深紅の稲妻でございます
☆★☆★☆★☆★☆★☆《 近況 》★☆★☆★☆★☆★☆★

今更トロコン…長かった…
コロナで延期だった大型アップデートも7月の上旬に決まって落ち着いてきた感じ
今まであまり使用していなかった双剣を習熟中
連撃の後に傷確定のクラッチが出せる優秀武器種でこれを経験していると2回クラッチ組やクラッチに時間かかる組にもどかしさを感じてしまうほど。
難を言えばトドメのような攻撃がないためランスと同じくらい地味になるところ…

もはや何周したか知りたくないレベルの周回をこなして無限ロケランまでたどり着いて「これで後は楽々!」かと思いきや最大の難所は敵じゃなくて難易度でレベルアップした即死トラップという罠
積み上げてきたクリアアイテムも悉く意味がないので正直「そんなところを難しくして誰の得になるの?」と青筋たてて聞きたいところ
とにもかくにも「楽にクリアはさせねーよ?」という底意地の悪さが素直に面倒くさい
転がる人形の首とにらめっこすること小1時間…気付いたらPS4からソフト消えてた

発売からほぼ3カ月が経過したがシステム的なてこ入れはゼロ
アイテムを集めるゲームなのにランダムで手に入るアイテムやお店の商品も重複しまくりで数日がかりで新規アイテムが2・3出ればいい方という排出率。
確実に友達の島込み、年間レベルの長期プレイ推奨で製作されておりゲーム内容をどんどん希釈しているので毎日が淡白極まりない
何かほかのゲームのついでにやるならまだしもこれだけではかなりつらい仕様
☆★☆★☆★☆★☆★☆《 記事 》★☆★☆★☆★☆★☆★

クトゥルフ神話をベースとした作品は数あれど活字やイラストの世界ばかり
よくわからないことを雰囲気とノリでスルーしてきたが今作では謎に包まれた神話をオープンワールド形式で冒険することができるのが最大の売り
《 《 《 私的プラス点 》 》 》
【陰鬱な街】:★★★★★
物語の舞台は津波によって水没した街
文字通りマップの半分ほどが水没しており主要な移動にはボートを用いる
ほぼ毎日が雨、ぬかるんだ道、珊瑚か何かに侵食された建物、奇妙な動きをする住人とホラーゲームのようなこちらを急に襲ってくる等のすっきりした怖さではなくジメジメとした”違和感”が特徴
そしてこの”水の入った靴で歩くような気持ち悪さと足の重さ”を感じさせる秀逸な不快感がクトゥルフ神話という謎めいた神話を文字でもイラストでもなくプレイヤーに直感で伝わるという雰囲気作りが今作最高のポイント
【楽々戦闘】:★★★★★
オープンワールド形式ではあるものの人が通るような街中はほぼ安全圏となっており戦闘は主に家屋内に限定される
その上閉じ込められる様な仕掛けもなく、かつ敵モンスターは屋内を一定距離を離れれば初期位置に帰るので容易に引き撃ちがしやすい
さらにダメージも継続するのでそうとう無理な接近戦をしない限りはモンスターが障害になることもない
【簡単トロコン】:★★★
個人的には1周目は予備知識なしでやる派なんで2周したがトロフィーにこだわるならそこまで多くないサブイベント群のクリアと攻略サイトなどで選択肢とセーブポイントをがっつり読み込んだなら難易度トロもないので1周でトロコンも可能
《 《 《 私的マイナス点 》 》 》
【推理システム】:★★★
メイン・サブ問わずクエストはまず
・依頼された現場に行く
↓
・現場を調べて”推理の要素”を手に入れる
↓
・次の現場を見つかった資料から”探す”
↓
・推理の要素を組み合わせて”仮説”を作る
↓
・複数の現場を経由して仮説集めをし最後に”結論”を導く
という独自の推理システムがあるのだがパパっと軽く説明されただけでは妙につかみにくい
しかしまぁ超難解というほどでもなく”何か物語が進めなくなったから適当にこねまわしてたら上手くいった”というレベル
最低難易度だと「これを調べて」というマークが出るので初回はまず諸々の手触りを知るためにも最低難易度を推奨する
【淡白アクション】:★★★
銃撃がメインだがヒットエフェクトがないせいでヒットの判別が難しく”実は近くの障害物に吸われて当たっていなかった”とか昨今常識ともいえる”緊急回避”が存在しない等諸々含めて自在に動けるとはいいがたい
敵に関しても種類は少なく意外性もないので戦闘自体が非常に淡白になりやすく
育成面を担うはずのスキルツリーは地味な底上げに終始して目覚ましい成長には程遠い
============= 総評 ==============
雰囲気重視:★★★★★
非アクション:★★★★★
クトゥルフワールド:★★★★★
住みたくない街第一位:★★★★★
評価の割れる作品とは聞いていたが個人的にはかなり良ゲー
しかしまぁ奥深いかといわれればたぶん違うし派手な活躍ができるかというとこれも違う
題材に対しての忠実な雰囲気再現には舌を巻くがそれ以外はとってつけたような簡素さが目立つので総合すると冒険譚というよりは観光という言葉が似合う
簡素さゆえに荒が少なく減点がほぼないことで加点が生かされるという質素な作り
べた褒めは出来ないし怪物とドンパチ希望みたいなユーザーには勧められないが「クトゥルフ神話って聞いたことあるけどどんな雰囲気なの?」的な回答には確実に応えてくれるので題材に興味があるなら買っておいて損はない
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作戦終了です お疲れさまでした