モンスターハンターで3キャラ目を作った狂人
深紅の稲妻でございます
☆★☆★☆★☆★☆★☆《 近況 》★☆★☆★☆★☆★☆★

本体【MHW】がフリープレイで配信中!
(期間は 20/3/18 ~ 20/4/22)
無料!!っといいたいところだが有料のPSプラス加入者限定だ!
ハッハー、無料でもないし遊ぶソフトすら選べないのにフリープレイのフリーってなんだろうね?
とはいえただソフト買うよりかは断然お得だし
そもそもモンハンは加入が必須だしまぁ損は…ない…はず?
期間も残り僅かなんでDLしておくだけでもお早めに!
アイスボーンは4/10より大型イベント【セリエナ祭【満開の宴】】開催予定
今月中に新モンスターアルバトリオン!
そして金色のあいつがカムバック!(BGM:REINCARNATION)

バイオ7をブチギレ途中放棄
バイオRe2を1周してブチギレ攻略放棄
そしてバイオRe3に至るという
「学習能力?それどんな食べ物なの?」というレベルの懲りなさだが今回は功を奏した
Re2に至るまで脈々と受け継がれてきた「いいランクを取れる人間だけが超強い武器を手に入れられる」という初心者置いてきぼりのイカれたクリア特典システムを撤廃。
程々の人間でもクリアを重ねていけば無限ロケランも狙っていけるショップシステムを採用
手に入れたアイテムが全難易度で使えるという自由度の高さも周回しやすさを補っている
しかし可能とはいえ同じシナリオを日に2周以上するとストレスを溜めがちなので他のゲームと並行して1日1ラクーンシティに止めておく事をお勧めする。

ぶつ森シリーズ初挑戦
感想としては「雰囲気とキャラはいいけどシステムがそびえたつ〇ソ」といった感じ
内容が薄すぎてすぐにやることが尽きる上にお店の売るメニューも日替わりでしかもランダム、建築は全てリアルで1日消費、しかも一件づつととにかく時間を無駄に使うのでもはやハードの時間を進めることが普通という企画段階の不具合をガチで抱えている。
他にもソートができないインベントリ、耐久値の見えない道具群、正面しか見えてない魚等不満が出るわ出るわ
目下ピグライフ以下だがこれは何かしらテコ入れがあるんだろうか…
☆★☆★☆★☆★☆★☆《 記事 》★☆★☆★☆★☆★☆★

天下のKOJIMAプロこと小島監督がコンマイを退職してから初めて世に送り出した作品
《 《 《 私的プラス点 》 》 》
【独自の世界】:★★★★★
簡単に説明すると突如生と死の世界が融合してしまった不安定な世界。
生者と死者の接触によっておこる大規模な対消滅(ヴォイドアウト)によって地上都市機能は壊滅
人類は早々に外での暮らしをあきらめ巨大シェルターに移住して自給自足を行うもシェルター間の通信は皆無でありそれを繋ぐのが主人公の様な運び屋と呼ばれる職業になる。
オタク心をくすぐる独自の用語で緻密に補完され、他のゲームでは味わえない唯一無二の体験となっている。
【見ごたえのあるストーリー】:★★★★★
依頼をこなしていくうちに知ることになる仲間、その過去。
そして徐々に明かされる主人公の暗い生い立ち
仲間への疑惑、明かされた真実、果てはタイムスリップと飽きの来ないつくり
【簡単操作】:★★★
基本的なTPS操作(左スティックで移動・右スティックで視点操作)に加え右ボタンで右踏ん張り、左ボタンで左踏ん張りと直感的な操作を追加。
銃を扱うこともあるがもはや暗黙のルールといってもいいLボタンで照準、Rで射撃の基本スタイルで操作に戸惑うことはそうそうない。
独自の荷物投げや荷物キャッチなどのやや難解なところもあるが、さしてスキルがいるわけでもないのですぐに自在に動けるようになる。
【簡単クリア】:★★★
強制アクションシーンもそんなにないし特にレベルや装備関係の育成が必須なんてのもない
故にそこまで過度のアクションゲーの素養は求められないのでクリアするというだけなら結構簡単
《 《 《 私的マイナス点 》 》 》
【不殺】:★★★★★
シェルター外の人間は主人公の他に
・同じ配達人
・ワーカーホリックのぐう畜ミュール君
・見敵必殺が信条のテロリスト
が存在する
配達人は無害だがミュールは主人公が荷物を持っている場合、テロリストに関しては見つかっただけで戦闘になる。
配達業とはいえお使いだけでは飽きも来るしそこそこのスパイスとしてまぁ丁度いいんだがここで難易度を爆上げしてくるのが「不殺」だ。
無論殺しただけで即ゲームオーバーという訳ではないが逆に「そうだった方がマシ」と思える面倒くさいことになる。
この恐ろしく練られた世界観では死体は「消えない」どころか「放置するとゲームオーバーを起こす」という面倒くささの塊と化す
・処理できる施設がマップに殆どないのとまず距離が遠い上たいがい悪路で車両が通りづらい
・死体は背負い搬送時のふらつきが最悪レベル
・重量物なので乗り物が無い場合複数は運べない上に他に配送物があった場合最悪依頼失敗
・仲間から非常識と罵られる
とまぁゲームオーバーでちょい前から戻してくれた方がマシな展開になる
自分を殺そうという奴になんでそこまで気を遣わなきゃならんのか…
まぁそのために不殺武器があるんだがこのゲームは武器に関しても難点が多い…後述
【微妙武器】:★★★★★
武器は殺傷と非殺傷に分けられそれぞれ非殺傷は人間用、殺傷は化け物用となる。
前述にある難点をのぞいた”主に”ではあるが。
アサルトライフル、ショットガン等ポピュラーなものに加えてグレネード、ワイヤーガンやトリモチガンなど独自なものもありカテゴリーの種類は豊富
まず基本的な問題となるのが「重量」
リアルな重量を旨とするゲームとあって各種道具にも重量が存在する
比較的軽量ではあるがハリネズミのごとく装備・懸架するには不向き
物資運搬時には不要だが後半ともなれば戦闘も多くなり必須となる
強力な武装程重量も嵩も必然大きくなり敵にアドバンテージを取ろうとすると運搬という本業がおろそかになる等決められた積載量をどう割り振るかのようなバランスが求められるゲームであってMGSの様な多彩な武器で圧倒みたいなタイプの人間には不向き
そもそも高威力武器は開発できても殺傷してしまうので人間相手には使えないというモヤモヤも…
そして「弾数」
武器は数マガジン分の弾数を武器とセットで担ぐことになる
タクティカルリロードも可能で使いやすい部類に入るが設定弾数が微妙に心もとない
頭部を狙えば弾丸の節約になるのだが「はいそうですか」と一朝一夕で狙えるようになるわけもなく結構空になる
武器のレベルを上げれば弾数も増えるがストーリーと連動して敵の数も体力も増えるのでほぼ焼け石に水
極めつけは「特定の施設じゃないと給弾できない」と「敵も敵の基地にも弾はない」だ。
一部武器に関しては給弾すらできない使い切り
じゃあ予備マグでも持ち歩けるのかといえばNO。
一応携行弾数が増えるバックパック装備もあるが命綱ともいえるバッテリーと引き換えにという話であまり現実的ではない
では弾が足りないときはどうするのか!
そう、同じ武器をもう一丁担ぐしかないのだ…
いやほんとバカなんじゃないかとも思うがマジもマジ、大マジである
最後に「弾種」
前述の非殺傷要素さえなければ通常弾でスムーズに進められるものを”殺さず”のおかげで余分にゴム弾を担ぐはめになり「化物と敵人間を通過して通るルート」ともなると荷物を少なめという本末転倒さに加えアサルトライフル2丁とゴムアサルト2丁担ぐという目も当てられない惨状になりやすい
【不完全な国道】:★★★★★
終盤まで通しての要素に国道がある。
山有り谷ありのデコボコマップに道路を通して徒歩や車両をスムーズに動かすことを目的とし、敵なり味方なりから資材を提供(または強奪)してもらって完成させるわけだが最終的な完成を経てもかなり不足気味
これは終盤になっても自分で設置できる個人用ロープ―ウェー「ジップライン」を主としたその他もろもろの手持ち道具の存在を無用の長物にすることなく、また難易度がガタ落ちしないようにとられた”あえて不足させる部分”ではあるんだが後半になると徒歩で大量輸送せざるをえないニーズが急増し、明らかにプレイヤーに対して「よりゲームを楽しむため」ではすまないレベルのストレスがかかる。
正直利便さは二の次とした下っ端社員ガン無視の上司の無能な精神論から来る社令の具象化というか
「徒歩で届けることにこそ愛があって絆がある」
といった配送業務の現実に即さない精神論の様なものをを感じる。
【ジワ減り耐久値】:★★★★★
ロープ―ウェーや回復施設、国道と様々な設置要素を用いての自由な攻略が売りだがそれらすべてに耐久値が存在する
何もドンパチで耐久力が減って壊れるというわけではなくこれは「時雨」(ときう)という物を高速で劣化させるという雨、または雪が原因となる
無論「建てて数時間で消滅」なんてシビアさではないがオープンワールドのマップ全体が天候によるとはいえ一気に劣化していくので一部の地域で配送してる間に他の地域の移動経路が大惨事みたいなことになりやすい
これを防ぐためには「広範囲の搬送を計画的に行い、かつ補修用の資材も携行する」というパズルめいた高度な作業を重量制限の中で行うという計画性が必要とされる
1週して「あー面白かった」で終わる派にはまるで苦にはならないが諸々のコンプ狙い等長時間やる派にはじわじわとストレスが溜まる仕様になっている
【ボランティア社畜ゲー】:★★★★
主人公は社員ではあるが給料は発生しない
「お前は何を言ってるんだ?」
と思われるかもしれないが事実なんだから仕方がない
月給でも日給でも、成果報酬ですらない
そもそも通貨という概念がないんだが仕事の報酬が信頼と施設での物資貯蓄量のアップで手元に何も残らない
やれ「山のふもとの美味しい水が飲みたい」とか「吹雪の山頂から氷持ってこい、ダッシュで」とか「焼いたピザが食べたい」っていう「あれ、世界の危機って聞いたんだけど?」的な嗜好品を届けるのも微妙だがそれを無味乾燥なプレハブ部屋でお酒とおつまみと栄養ドリンク、あとは寝るだけみたいな最低限の文化的な生活の主人公で支えなきゃならないのにリアルな格差社会を感じる…
救世主は滅私奉公とはいえ世界より先にまず滅びそうなのは主人公の人間性である
【資源の分散配置】:★★★
何をするにも道具がいるし、その道具も前述した時雨要素でガリガリ耐久値が減ってくるのでそれを無償で定期提供される資材をやりくりして作り直すわけだがそこで必要になってくるのが資材だ
無論重量を重視するゲームなので重量を無視して所持するわけにもいかず、各地の拠点で保管され時間の経過とともに定量補充される
通常配送程度ならほとんど影響ないが国道などの大規模な整備ともなると固有資材の枯渇が著しい
必然各拠点間をチマチマ行き来して資材をかき集めるわけだがこれがまた面倒くさい…
拠点間を国道でつないだとして資材の分散は解消されず「各地を繋げれば物流も蘇る」みたいな話は何だったのか…といった失望が大きい。
リアルかどうかは置いておいてせめて国道でつないだ施設ぐらいは合算して資材の出し入れが出来るぐらいの仕事のしやすさはあってもよかった
【違法駐車ゲー】:★★★
多次元世界の主人公からの支援という設定で自分の世界にも他のプレイヤーの設置物が反映される
ネットワーク全体のプレイヤーで利用率の高い装置などが並行世界に展開されるので「実績補償済のプレイヤー支援」という割といい感じのシステムではあるがこと車両となると話は別
車両は唯一無二ではなく割かしその辺の道具と同じレベルで作成可能であるゆえに乗り捨ても多く、状況によっては非常に助かる場面もあるのだが楽々作成可能なものをわざわざ他人に用立ててもらう必要など滅多に無いのでほぼ無用の長物と化す
どころか放置されて邪魔に感じることの方が圧倒的に多く、景観の悪さはまだいい方で拠点で車に乗せたまま配達物を届けられる距離が極狭いのも手伝ってプリウスミサイルかと思うぐらい施設に突っ込んだ状態での放置や道路の真ん中しか通電していないにもかかわらず違法駐車が多すぎてまっすぐ走れなかったりと諸々マイナス方面に振り切ってはいるがいまだ手が入る気配すらなく今日も全世界のサムが舌打ちしながら配送を続けている
【クリア特典ほぼゼロ】:★★★
世界を救ってから円満退社となるわけだが流石にやめてしまうと仕事が出来なくなるのでクリアするとクリアちょっと手前の状態が維持される
さてここでゲーマーお楽しみのクリア特典の時間となるわけだが…
どんなところにでも張り付けるフックショット?
ある程度の段差を超えられるジェットパック?
地味でも破格の安定性と積載重量を誇る脚部のパワーアシスト?
監督的に弾が切れないバンダナ?
…のどれでもなく「常に着ている一張羅の服の一部の色を変えられる」”だけ”である
古今類を見ないクリア特典のショボさ
これを受けて「わぁ嬉しい」って言う人間はよほどものを知らないか訓練されすぎているかの2択だろう
============= 総評 ==============
独自世界観:★★★★★
良作シナリオ:★★★★★
徒歩強制ゲー:★★★★★
フルプライス社畜:★★★★★
案の定というか世界中でべた褒めだが私的にはちょっと…
いやだいぶ価値観の違いを見せつけられたというか…
諸手を挙げて神ゲーとは叫べない出来
世界観とシナリオは神ゲーを感じさせるし、操作もわかりやすいが
「特に最初から最後まで変わらない生活水準」
「虫と酒だけで生きてる」
「労働対価が建築資材」
とまぁNPCの感謝の言葉だけで支えていくにはあまりにも酷すぎる
加えて仕事の面でも中途半端な国道しかないのでいつまでたっても徒歩で配送するしかなかったり相手は殺しにかかってくるのにこっちが殺せばデメリットは山盛りなんで反撃すら気を使うというストレス地獄…
フルプライスだしてなんでこんな人権ガン無視の極限社畜みたいな生活を強いられるのかまったく理解できない…
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作戦終了です お疲れさまでした