8末のアズレン迄やるゲームが枯渇してしまった
深紅の稲妻でございます
☆★☆★☆★☆★☆★☆《 近況 》★☆★☆★☆★☆★☆★

アイスボーン体験版プレイ中
新アクションも増えてやりがいのある体験版だが相変わらずの起動するたびのキャラメイクはどうにかならなかったのか…
3難易度あるもののランク9装備で下位をやることになるので制限時間的には結構ギリギリなところもあるが戦闘そっちのけで採取したりBC寄生でもいなければクリアできないこともない親切仕様
いつでもできるという訳でもないので確認はこちらからどうぞ
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TPSでオープンワールドならメーカーは問わないオープンワールダー(?)として…というかやるゲームが無かったのが幸いしてか出会えた良作
バイクに関しては乗ることはもちろんバイクの免許すら持っていないのだがバイクが走ってるのを見たりするのは好きなレベル
結果からいってしまえば期待以上ではあったが神ゲーと呼ぶにはやや個性不足か
《 《 《 私的プラス点 》 》 》
【ぶらり崩壊世界】:★★★★★
もはやオープンワールドあるあるといってしまってもいいぐらいの世界が崩壊した世界。
そしてそこにおわすはこれまたありていな野党集団、謎宗教とオーソドックスな作り
イベント群はメインにしてもサブにしても割合的にハッピーエンドな感じ。
よくある「救出ミッションだけどもう亡くなってた」風のつらたにえん展開は皆無なので心の弱い方(?)にも安心。
ウイッチャーやフォールアウトで鍛えられるとちょっと物足りなさも…
必ず最後に主人公側が勝つし、迷い人や捕まった人の捜索に出れば生きて帰ってくる
のんびり気ままな(世界は崩壊しているが)旅ができるので長期でぼんやりやるには最適
まるでシナリオが平淡のように書いてしまったがしっかりとシナリオの山と谷もある。
落涙するほど感動…とまではいかないが出来自体はかなりいいので特に飽きることなく進めることができた
【バイクライフ】:★★★★★
そこまで超凝ったカスタマイズができるという訳ではないし世紀末ということでハンドメイド感あふれるパーツ多めなので外見のスマートさ的なものはあまりないがいじれるというのは愛着もわくし好きな色に染めればマイバイク感はそれなりにある
まぁ世紀末の割に(?)割とまともな改造しかないし何かしらの武器が積めるわけでもないので最後まで移動手段でしかなかったが、馬よりはニトロブーストやドリフトが楽しめるし車よりかは小回りが利くので乗っていて楽しいのはプラスポイント
さすがに口笛で来るみたいなヒーロー的なものは不可能だが水没やゾンビに追われて置いてきてしまっても安全ポイントにいけば回収もしてくれるので気軽に乗り捨て出来る
名前でも付けれたら面白かったんだが
【簡単トロコン】:★★★★★
複数の難易度を揃えているがDLCをのぞけばトロフィーに関わるものは皆無、図鑑も100%埋めなくていいと親切仕様なので楽にトロコンができる。
まぁオープンワールドの性質上時間自体はどうしてもかかってしまうが…
【まとめ取り】:★★★
アイテムが同じ場所に複数おいてある場合いちいち一つずつ取らなくてもまとめて取得できる上に取得物の中に取得上限がある場合は残るという楽々仕様
《 《 《 私的マイナス点 》 》 》
【微妙すぎるリングコマンド】:★★★★★
グラセフの様な定番のリングコマンドで装備を選択するのだが「回復⇒包帯」といった段階選択式になっており、その全てが右ジョイスティックの正確な傾け具合にかかっている。
加えて1段階目を選択したら他の項目には移れない
回復したいのに間違って別の欄に数瞬でも置いてしまうと別の欄に飛んで回復に戻すには一度レバーをニュートラルに戻す必要がある
いわゆる誤選択が乱発するクソ仕様になっている
もちろん使用はボタン決定なので無駄にアイテムを消費することが無いとはいえ戦闘の余裕のないタイミングで正確にスティックを調整しろって言うのはさすがに苦笑いではすまない
こうも複雑にするなら選択時は時間完全停止にする等の救済は欲しかったな
【発狂スタミナ回復力】:★★★★★
初期スタミナが少ないというのは序盤あるあるだがスタミナ回復力が鬼の様に遅いなんて言うのは初めての体験。
スタミナ使用停止⇒謎の間⇒回復というその回復までのワンクッションが結構長い
もちろん救済スキルもあるがそれをしてなおモンハンをやってる人なら発狂してしまいそうな回復量と速度のまま…
ステータス育成でスタミナ総量自体が増えるので徐々に気にならなくなっていく要素ではあるが最終まで到達したとしても回復速度自体が上がるわけではないので割とスタミナ管理がシビアなゲーム
まぁ「人のスタミナはそんな直ぐには回復しない」といわれれば頭では納得できても実際やるとヘタレ主人公感が凄い。「バイクに乗らずの走って鍛えろよ」ぐらいは言いたくなる
それでいてアホみたいに広い安全な居住地の中で走るのにスタミナが要るって…
【とにもかくにもポケットが浅い】:★★★★★
とにかく所持できる素材が少ない
あっという間に所持数が満杯になるが複数調合をするとすぐ品切れになる
浅いポケットで旅をするようなイライラが半端無く、結果アイテムを渋るように使うので売りの「大量ゾンビ討伐」の壮快感も半減
「いつか重要な時に使うアイテム」を後生大事に持ち歩くというアイテムの概念すら覆す無駄を感じる
中でもスクラップは格闘武器の修理(10%で一つ)、消耗品の生産、バイクの修理(10%で一つ)と多用途で必要だがその最大所持数は20。
入手は偶然見つけた車のボンネットや家の中に限られる貴重品(笑)に分類され、バイクで敵を跳ねるぐらいなら下りて戦うし殴り倒すほうが高くつくので銃を使うみたいなスクラップ主体のエコ生活がなんとも貧しい
そのくせランダムで炉端に沸く走行速度云々関係なく命中100%の上に一撃でバイクを全損させるスナイパーを配置するなど正気を疑うレベル。SAN値チェックお願いします。
【紛らわしい▽】:★★★★★
エリア内に配置される素材アイテム、ギミック、ショップ等の位置が全てが白い▽で表示されるので「ぱっと見アイテムがある様で実はドアでした」という誤認が多発する
加えて前述したポケットの浅さから素材アイテムも残ることが多く、透視視点で全体を見た時に部屋ごとの取得・未取得がまるで分らない
更に上限にいった素材アイテムも「いっぱいかどうかは素材の目の前に立たないとわからない(上限は赤▽になる)」という意味のない上限告知表示で地味な手抜きを感じる
【ヒトと動物だけ自動剥ぎ取り不可】
:★★★
ゾンビに関しては倒した敵の上を通過するだけでアイテムを取得できるが人間と野生動物に関してはなぜかボタン長押し剥ぎ取りが必要という謎仕様。
加えるなら敵の人間が落とす武器を拾うのも剥ぎ取りと同じボタンなので誤取得を招きやすい
ただこれは対策済みなのかアイテムの方を優先して拾う仕様になっているのでいうほど起こらないがそこまで気を回すならいっそ自動でよかったんじゃ…とも
野生動物に関してはいちいちスキップ不可の剥ぎ取りムービー付き…なんのこだわりだよ…
【敵はタマナシ】:★★★
敵は多種多様な武器を用意しており、倒せば一時的に使うことができるがその所持していた敵からはアイテムとして1発の弾も出てこない。
つまりはもりもり銃を持った敵を倒しても弾は減る一方という珍妙な状況が結構起こる。
気付いて気を回してるのか敵のテリトリー内の要所に弾薬ボックスがちょこちょこあるのでそこまで弾切れになることはそうそうないが微妙な「全員撃ち切ってんのかよ」的な引っ掛かりはある
【無意味な肉屋】:★★★
野生動物限定で肉を剥ぐことができるが街に届けてお金に変える以外に特に使い道がない上にその役割ならゾンビを倒した金でも賄えるので存在が微妙すぎる
お金以外にも街への貢献ポイントという重要な役割もあるが動物自体そもそもそこまで大量にいない上にイベントで何十匹分ともいえる貢献ポイントがもらえるのでわざわざ追い駆けてまで肉を剥ぐ必要がない…
これなら素材屋でも置いてくれた方がよかった
【微妙な路上イベント】:★★★
マップの至る所に探索イベントが発生するがメインにもサブにもシナリオに絡むものは一つもないしお話があるわけでもないのでわざわざ足を止めて探す意味が無い
とらわれ人、敵の待ち伏せ、主人公の生け捕りの3種しかないという底の浅さ
生け捕りで敵の野営地に運ばれる場合が何か強いアイテムが隠してたりするのかと思うがそんなわけでもない
弾とスクラップの無駄だしやる意味が分からないばかりかやらなくても全然トロコンできる
これ必要だった?
【けっこう叫ぶ】:★★★
敵を仕留めたりすると「この野郎!」的な張り切り声をあげるんだがステルス状態でも遠慮なく叫びまくる。
特にステルスに影響はないし気に入るかどうかは人次第なんだけど私的には「ステルスとは?」みたいな半目になるな…
【5秒で水死】:★★★
潜ったりして酸欠で死ぬのは全然わかるが胸まで水につかっただけで5秒で死ぬのはいったい何なのか全く理解できない…
RDR2の時もそうだけど昨今のオープンワールド主人公の水耐性の低さは何なんだ…
ジャミラか
============= 総評 ==============
平均点優等生:★★★★★
次回作エンド:★★★★★
ジムカスタムゲー:★★★★★
次回作にご期待ください:★★★★★
これといってあげるべき特長もないがそこまで派手な短所もないので評価に困る作品
いうなれば神ゲーへの通過点的な期待感…あるいは手抜きゲーのような失望感がないまぜになったような微妙な気持ちになるゲーム
例えばバイクに武器をストックできるようになったり、売りである対大群戦がもっと楽しめるような重火器と弾薬面の補給が充実すれば…等の諸々が強化されたなら確実に神ゲーにはなっていくという確かな神ゲーへの土台感はある
そもそもEDFみたいな対大群の爽快感に振りたいのかMGSみたいなサバイバルに振りたいのかどっちつかず感が一番の「?」ポイント
その両立となると次回作のハードルはかなり高くなるしそれを踏まえた次回作となると「たぶん無理」というレベルの期待度だが神ゲーっていうのは予想を上回って裏切られるのも楽しみみたいなこともあるからなー
シナリオ的に次回もよろしく系のぼやけた終わり方をしたので次回作はたぶんあると信じたい
オススメ…とはいかないが今作もやって損ということはないので次回作(でるかわからないが)の予習の為にちょろっとやるのもありかもしれない
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作戦終了です お疲れさまでした

