神田保夜萬歩Ⅱは、カジュアル割烹というジャンルである。
 
早い話が味は割烹並みに美味しいが、お会計は懐に優しいというわけだ。

つまり、サラリーマンにとっては、「接待に使える!」店というわけだ。
 
もちろん高級酒もあるが、大抵は1合1,000円以内。
日本酒専門店としては、リーズナブルであることは言うまでもない。
 
お通しからして、割烹の技。切干大根やひじきの煮物ではない。(切干大根やひじきの煮物でも、美味しいお通しとして出すお店はあるので念のため。)
 
雨後の月と長珍まったく別のタイプのお酒。
 
酒粕漬けのラムチョップ。この辺がカジュアル割烹たるゆえん。
 
ザ・日本酒の群馬泉山廃生酛純米
 
刺し盛りも豪華。
 
言わずと知れた鳳凰美田
 
日本酒に合うアテが、どんどん出てくる。
 
最後は看板女将がおススメのくどき上手。
 
しかも10年古酒ときた。品揃えもグッドジョブ。
看板娘を超える看板女将がいる店。
 
それが、カジュアル割烹「保夜萬歩Ⅱ」なのだ。