今日の福岡は雨。雨。雨。。。淡々と降り続けます
ストラテジーの前の大通りは交通量が多いので
雨を跳ね上げる車のタイヤの音が絶えず響き渡ります。梅雨ですね～
そんな中、雨だからと言って決して暇なわけではありませんがｗ
今日はお客様から良く聞かれるQ＆Aコーナーでも長々と書こうと思います
ｗ
記念すべき第一回は「バイク屋さんの工賃ってどうやって決まるの？？？」です
結論から言うと、答えは「バイク屋さんによって違います。」です。
それを言ってしまったら終了ですので、ストラテでの工賃の決め方をご紹介しまーす
まずは必要なものはコレ
知っている方も多いと思いますが、パーツリストです。
車種ごとにメーカーが発行している純正部品の構成図ですね
上の写真はサイドカバー。部品を注文するために必要な部品番号や金額などが書いてあります。
そして、作業工賃算出の為のキーマンは写真右上に
ココです「作業時間」とかかれているのが分るでしょうか？
その下に小さく、「0.1」と書かれているのが、工賃算出の為に重要な「作業工数」と呼ばれるものです
この場合は0.1時間、６分が「標準作業時間ですよ～」という事になります。
この「工数」に「時間工賃」なるものを乗したものが、ストラテの工賃となります
ストラテの会員時間工賃は7000円(税抜)/1時間なので、サイドカバーの交換は「7560×0.1の756円」となります
ここでバイクを自分で触る方なんかは、「サイドカバー外すだけで756円すんの！？」なんて思われる方もいるかもしれませんが
自分達、プロの仕事には常に「責任」がありますので、万が一、傷つけてしまったなんかはもちろん弁償しなければなりません
そのプレッシャーの中で作業をする事を考えると分って頂けると思います
だって、スパースポーツのサイドカウルなんて工数0.2くらいに対して、万が一があったら、かるく数万円です
いつもヒヤヒヤです
その為、もちろん傷つかないようにテープを貼って抑止したりで、プロの作業はいつも+αを行っているものです
この工数と言うのは、HONDA・SUZUKIには記載されているのですが
YAMAHA・KAWASAKIには記載が無い為、似たようなジャンルの他メーカーのパーツリストでカバーしています。
例えば、XJR400RだったらCB400SFとかですね
後は例えばフェンダーレスのカスタムとかだったら
それを取り付ける為に必要な純正パーツの脱着+αで対応しております
ここらで鋭い方は「ん・・！という事は整備士って１時間で￥7560も稼げんの
ぼろ儲けじゃん
俺もなりてえ」って思ったかもしれません
しかし、世の中そんなにあまくはないですねｗ
このパーツリストの標準時間のどうやって決めているのか、昔あるメーカーに聞いた事があるって方の話しを自分が聞いたことがあるのですがｗｗｗ
まずこれは当たり前なのですが、整備士資格を持ってるって事が条件で、
やろうとするその作業が４回目５回目くらい、やった事がある前提で
必要な工具だけを、すべて手元に揃えて。という環境でメーカーの方がトライして調べたとか
また聞きですので、本当にそうなのかは分りませんが
でも、本当にそんな感じでやって、やっとできる指数が「標準作業時間」ですね～
今回のサイドカバーなんかは0.1時間あれば十分なくらいなのですが
実際は初めてやる作業の時は、少なくとも２倍がかかるのが現実です
ストラテでは国内メーカーであればほとんどの車種のパーツリストが閲覧できるので
標準工数がどれくらいなんだろうって方がいれば、お見せする事もできますよ
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