必要ないと考える人たち と
大変重要なものであると考える人たち
双方相容れない存在だと思われがちですが
実は同じ人物が若かかりし時は前者
歳を取れば後者に・・・
と 考えが180度 真逆になっている事も多いですね
先日乗ったタクシーの女性運転手さんが
「娘は不良少女で素行が悪く
挙げ句に高校を中退して
自分(運転手さん)も苦労したが
娘は 子供(運転手さんにとっては孫)を産んでから
にわかに教育熱心になり
自分の子供に 厳しく勉強させ
孫は ついに難関高校に合格した」
との事
ま いわゆる 孫の自慢話 で微笑ましく
また 興味深い話です
学歴なんてクソくらえ と暴れ回っていた人(運転手さん談)が
たった数年で 真逆の学歴信奉とも思える行動を取るに至る
心境の変化を想像するのは
親ならば 困難ではありませんし
恥ずかしながら
私のような稼業は 特に
学歴にしがみつくしかなく
学歴を重視する人を
批判できません
クラシック奏者で
経歴に出身校を記載しない人は
珍しいです
なぜクラシック音楽家が
学歴を重視するのか
言い訳させてください
クラシック音楽界では
学歴が そのまま資格に当たります
演奏団体に限らず
各種学校や音楽教室なども
就職の採用条件として
「音楽大学卒業程度の能力を有する」
となっている事が多いので
「○○音楽大学卒業」
というのは
「クラシック音楽の 演奏や指導の仕事をする資格を持っています」
といった意味合いがあります
要は 茶道などの「免許皆伝」に当たりますので
経歴に書かないわけには
いかない事情もあります
名門の音楽大学を卒業していても
実力が伴わない人は
ゴマンといます
演奏を聴く方や 生徒になる方は
奏者や講師の出身大学のネームバリューに
惑わされないように
しないといけません
私は
まあまあそこそこの私立大学卒業で
師匠は 高名な奏者ですが
今一つ どころか かなり パッとしないので
自戒の意をこめて
厳しい事を書いただけで
出身大学も師事した先生も立派だけど 演奏能力はちょっとね・・
という人が多い
などと 同業者の悪口を書いているわけでは
決して ありませんよ!
と キレイごとを書いても
誰も信じないか・・

ともかくも
学歴は 単なる資格なので
実力を表す指標には ならないのは
他の業界と 同じですから
あまりに経歴を強調する人は
ちょっと 色眼鏡で見てもいいかも・・
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