『ジョブ・カード』って、聞いたことありますか？
簡単に言えば、まずは、職務経歴や免許・資格などの記録。
さらにはそれらも活用して
自身のキャリアを振り返ったり、今後のキャリアプランを思い描く
材料となるものです。
厚生労働省のサイトをご紹介しますね。
↓ ↓ ↓
もしかしたら、学生の時に作成したことがある！という方もいるかも？
勿論、初めて聞いた～という方がいても、おかしくはありません。
制度自体は平成20年からありましたが、平成27年10月に新制度に切り替わりました。
具体的には、それらを就職活動などに活用することが多いかと思います。
勿論、転職活動をする上でこういったツールはとても役立つものなので
作成をお勧めしたいと思います。
更に、私がお勧めしたいのは
特に転職したいとも思っていないけど
このままでいいのかなぁ…？と漠然と感じている方。
これまでの自分自身の歩みを文字として『視える化』してみると
気づかなかった課題が見えてきたり
これまでの見え方・感じ方とは違ったりすることがあります。
整理しておきたいのですが
ジョブ・カードは、決して、転職等を推進するものではなく
自分自身のキャリアと向き合うためのツールです。
よく「キャリアを棚卸しする」と言うのですが
自分がやってきたこと（仕事）を通して
何が得られたのか、どんなよい変化があったのか
それを確認し、自分自身を理解することが
まず大切なことなのです。
その強みを深めていくのか、あるいは新たな挑戦をするのか
これからのキャリアを見据えて描いていくのがキャリア・プラン。
だから、お仕事をしている・していないにこだわることなく
生涯にわたる自身のキャリアについて考えることができます。
厚生労働省が共通の様式を用意してくれているので
節目節目での比較もできますし
それこそ、そうしようと思えば、就職・転職活動に活用できます。
作成にはちょっとしたコツがあります。
実は『書き出す』前の段階が、とても大切
つまり、さまざまな経験を思い出したり、その意味を考えたりする行為。
いわゆる『失敗』やうまくいかなかったことではなく
乗り越えたことや自分の成長につながったことなどの
ポジティブな経験に着目してほしいのです。
国家資格キャリアコンサルタントなどのジョブ・カード作成支援に関わる者は
この段階について、お話をお聞きしながら
一緒に『強み』探しのお手伝いをすることができます。
気になる方は一度ご相談してみてくださいね。
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