日々過ごしていると、いろいろな気持ちや感情が
自然に湧きおこってきます。
今朝は子どもたちが残さずご飯を食べてくれて、嬉しいな
今日も母親に口うるさく言われて、とても落ち込んだ
同期が上司に褒められているのを見て、悔しかった
自然に湧きおこってくるこの気持ちや感情は、自動思考と言われるもの。
思ってしまうのは自然な流れですから
たとえネガティブな感情が出てきてしまっても
がっかりすることありませんよ
ただ、「嬉しい」とか「楽しい」などのポジティブな感情なら
そんなに気にならないと思いますが
「悲しい」「悔しい」「イライラする」「許せない！」…
などのネガティブ感情は
その感情にいつまでも引きずられたり
そう思ってしまった自分自身がイヤになったり
そんなことにもつながってしまうことが多いかもしれません。
でも…
ネガティブ感情に引きずられることがイヤで
自分自身に湧きおこってくる気持ちを
遠ざけたりなかったことにしてしまったりするのは、
ちょっと待ってくださいね
そんな時こそ、そんな気持ちになっている自分と
向き合ってみるチャンスかもしれませんよ
それを習慣化してみると
自分がどんな時にどんな感情を抱くのか
そしてその感情は自分の言動にどんな影響を与えているのか
傾向やクセが見えてくるものです。
簡単なやり方としては
起きたできごとやそれによって湧きおこった感情、
その時の気分（感情とは区別して）を
手帳やノートに書き出してみるのです。
そして、その時はそこでいったん中断して
数日後にもう一度眺めてみます。
そう、ちょっと冷静になってからね
そこで、その時どうしてそう思ったのだろう…とか改めて考えてみると
また違った面や、その時に見えていなかったことが
見えてきたりするかもしれません。
何よりも、その時思ったことや感じたことは
まさしくあなたから出てきたもの。
それを、大切にしてあげていいと思うのです。
自分の気持ち、なかったことにはしないで
「そうか、今はそんな気持ちだよね」
「大丈夫、いったん離れよう」
などと、まずは自分の気持ちを受け止めてあげましょう。
ネガティブ感情を抱いてしまう自分のこと
どうかイヤにならないであげてくださいね。
そんな自分も、大切な自分だから。
感情を「視える化」するのに慣れてくると
その感情に揺さぶられることなく
心が穏やかでいられるようになりますから
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