名古屋料理教室 M's kitchenの宇山万佐子です。
つい先日まで開催していた中華レッスン。
生徒様から早速作ったよ~というご報告をいただいております♪
嬉しいな~♡
ありがとうございます(^^)
その中でも特に人気なのは白麻婆。
少ない材料で短時間でできるスピードメニュー。
夏向けにサッパリと仕上げています。
白麻婆豆腐に使うひき肉は、豚でも鶏でもどちらでも良いのですが、個人的には鶏ひき肉の方が好きです。
予め作っておいた合わせ調味料は、白麻婆だけでなく野菜炒めなどにも使えるので是非活用して下さいね。
私は子供のときからお家で食べる麻婆豆腐といえば、ひし形に切った豆腐が定番で、これが普通だと思っていました(^^;
しか~し!
これは我が家だけの常識で、世間ではそうではなかった(^^;
いやいや・・・・この歳になって初めて知りました。
豆腐を切ったときの生徒さんの反応を見て、正直私の方がびっくりしたわ(笑)
何故この形に切るのか・・・・・
特に考えたこともなかったんだけど、ある生徒さんが「表面積が大きくなって、味がしみ込みやすくなるからではないですか」とナイスな答えが♪
確かにそうかも!
いや!絶対そうだ!!
ありがとう
これから聞かれたらそう答えることにします(^_-)-☆
揚げ茄子は間違った揚げ方をすると、時間と共に色が悪くなり、見た目も美味しそうに見えません。
茄子を色よく仕上げるには、皮を必ず下にしてじっくり火を通すことでしたね。
何故皮を下にして揚げると色が変色しないのか・・・・
その理由もお話ししましたよ(^_-)-☆
水にさらしてアクを取るのも季節に応じて時間の調整をして下さい。
もう一品、何か欲しいなぁ~と思ったときに便利な即席煮びたし。
レンジでチン!
およそ3分で完成です(^^)v
大抵の青菜(葉物類)で作れるのですが、この調理法はアクの強いほうれん草などには向いていないので、その点だけご注意下さいね。
ツナを加えて旨みを足したり、人参やしめじを加えて栄養価をアップしたり、アレンジ方法もお話ししました。
暑い日には、たくさん作って冷蔵庫に保存しておき、冷たくして食べるのが私は好き♪
皆さんもお好みの食べ方をみつけて下さいね。
海老蒸しまんじゅうもレンジてチン!
もちろんフライパンでこんがり焼いても美味しいレシピです。
レンジだとふんわりヘルシー、優しいお味。
フライパンだとカリッとジューシー、ビールにもよく合います。
エビの臭み抜きの下処理は塩をまぶして(^_-)-☆
でもここでもただ塩を振って、軽く揉んだ後に水洗いすればOKという訳ではありませんでしたね。
エビ◯◯gに対して塩はどれくらい加えればいいの?
よくある質問ですが、はっきり言って適当です(笑)
なぜ適当でもいいのか、塩の量は少ないよりやや多いかなと感じるくらいの方がいいこと。
そして塩の分量より、この後の処理の方が大切な事など、理屈を説明しましたが覚えていますか?
やっぱりエビの下処理が面倒~という方は、ひき肉にしてもOKですよ。
少しでもヘルシーにするなら、お豆腐やおからをタネに少量加えてもいいですね。
ニラをたっぷり入れるとニラまんじゅうになるし、お好みで刻んだネギや大葉にしても良いのでは(^_-)-☆
たくさん作って冷凍するときは、生のままではなく火を通してから保存することをおすすめします。
今回紹介したメニューはどれも簡単なものばかりですが、少しずつポイントやコツがありましたね。
例えば、揚げ茄子と豚肉のさっぱりポン酢の豚肉の下味。
レシピにはきちんと分量を記載していますが、デモンストレーションでは目分量でやっていました。
大切なのは下味をつける調味料の分量ではなく、必ず何らかの下味をつけること!
レッスンではしょう油ベースでしたが、結局は塩とこしょうでも良いのです。
想像してみて下さい。
下味を付けていないお肉をそのまま焼いてステーキソースをかけて食べるのと、きちんと塩コショウで下味を付けたお肉に、ステーキソースをかけて食べたときの違い。
下味を付けた方のステーキは美味しく食べられますが、下味を付けてないステーキは美味しく感じられず、何となく物足りなさを感じるはずです。
そして物足りないからといって後からステーキソースをどれだけ足してもただ味が濃くなるだけで、根本的な物足りなさは解消しません。
結局どういうことかと言うと、下味とは素材とソースを上手く調和させ、それぞれの味を繋ぐ役割があるのです。
下味が無いということは、繋ぐものが無いということ。
素材とソースがそれぞれ独立してしまい口に入っても一体感がなく美味しく感じられない、または何か物足りなく一味足りないと感じるのです。
話がどんどんそれてしまいましたが、要するに今回のレッスンの豚肉でも同じです。
下味のベースがしょう油であろうが塩であろうが、それは大きな問題ではなく、大切なのは下味をつけてあげること。
そうすることで最後にポン酢と大根おろしで一緒に食べたとき、全ての味が一体感となり、お肉が美味しいと感じられるのです。
私がレッスンでよく口にする(理屈を覚える)というのはこういうことなのです。
基本を身につけ、理屈を覚え、後は実践するのみ。
技術は後からきちんとついてくるものです(^_-)-☆
今回のメニューで実際にお家で作るとき、忘れてしまった!なんてことがあればいつでもメールを下さいね。
迅速に対応しますからね~(^_-)-☆
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