細胞に関する本を読んでいます。
それによると、細胞の生まれ変わりに重要なテロメアは長さが短くなると細胞を守れなくなるのだが、70歳を過ぎてからの睡眠時間はとても重要で、イギリスでの研究の結果、様々な生活習慣などで共通する70歳以上の被験者のうち睡眠時間が7時間以内だと7時間以上の睡眠時間の人に比べて明らかにテロメアの縮小が大きという結果でした。
睡眠時間が6時間未満で足りるショートスリーパーは実際は全人口の1〜5%程度、と言うのが最近の研究結果です。
つまり、ほとんどの「私はショートスリーパー!」という人は単なる思い違いで、実際はパフォーマンスが落ちている、または昼寝などで解消しないといられない。そして、結果的にテロメアを縮小させて寿命を短くし健康を損ねる生活をしている、ということになります。
私は朝活を始めて5時45分に起きる生活を2週間続けました。起きることは起きられるのです。でも、だからと言って10時45分に眠りにつく生活は無理でした。このまま続けていては健康を害するとわかりましたので朝活はきっぱりとやめました。
人には向き向きがあります。この世界は朝型の人向けに設定されているようですが、サーカディアンリズムが夜型の人は健康を害する前に自分の体内時計に忠実に生きる方が害が少ないというのが私の結論です。
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私のストーリー
幼少時代~学生時代
私は1947年生まれです。
戦後2年目の夏です。
幼少時からとっても細くてひ弱でした。
よく蕁麻疹になっていましたし、学校の入学試験の日に風邪を引いて両親が希望する学校に行かれない。など親を困らせていました。
そんなでしたので小学校に入ってもお給食が食べられないでいました。
中学に入って2キロほど離れた学校に自転車で通うようになってからはだいぶ丈夫になりましたが体育の授業はたいていさぼっていました。バレーボールやバスケットなどのボールゲームが大嫌いだったからです。テニスは少ししましたが、全くセンスがないのは明らかでした。
勉強も好きなことしかしなくて、成績のことなどはあまり気になりませんでした。
とても神経質で内向的でかなりわがままな困った子供時代でした。
学校から帰ると音楽を聴いたり本を読んだりしていました。
高校を卒業すると美術史に興味を持つようになり、イタリアに憧れるようになりました。
それで、イギリスかアメリカに留学させたいと思っていた親は猛反対しましたが、結局許してイタリア留学が叶いました。
憧れのイタリアでの生活は想像以上の変化をもたらしてくれました。
第1に変わったのが、神経質で内向的でははいけない、という点です。社交性を身につけなければ誰も相手にしてくれないし、それでは面白くない、ということに気づいた点です。
第2に変わったのは勉強を好きになったことです。新しいことを学ぶのはとっても楽しいし刺激的だということ。それから、多少、いやでも面倒でも学んだことは何かの役に立つ、と分かったことです。
世界各地のお友達が沢山できて楽しかったです。



