最近、医者によりステージ4で余命1ヶ月と言われた腎臓病の方が活動しながら4年目を迎えた、ステージ4の癌と言われてから健康を回復したという方々のお話を聞きました。
その方達が口々に言っておられたのは「深呼吸を意識的に行った」ということです。
深呼吸には大きな力があるに違いありません。
それは何故でどんなときに効果を感じることができるのでしょうか?
深呼吸は自律神経を整えるからと言うのがおおきな理由です。
深呼吸が自律神経を整えるのは、呼吸が自律神経と深く関係しているからです。自律神経は意識しなくても働く神経ですが、呼吸だけは自分でコントロールできる数少ない方法の一つだからなのです。
1. 副交感神経を優位にする(リラックス効果)
自律神経には「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(リラックスモード)」があります。
- 交感神経が優位 → 心拍数UP、血圧UP、緊張・ストレス状態
- 副交感神経が優位 → 心拍数DOWN、血圧DOWN、リラックス状態
ストレスが多いと交感神経が優位になりがちですが、深呼吸をすると、副交感神経が活性化し、心と体がリラックスします。
特に、ゆっくり息を吐くことが副交感神経を刺激するカギです。
2. ゆっくりした呼吸が脳に「安心」を伝える
呼吸は「脳幹(生命を維持する司令塔)」とつながっています。速い呼吸をすると脳は「危険!」と判断し、交感神経を刺激します。
しかし、深くゆっくり呼吸すると「安全な状態」と脳が判断し、副交感神経が働きやすくなります。
あなたが大きなストレスをかかえていても深呼吸することであなたの脳に「安心だからリラックスしていいよ」と思って貰うことができるのです。
それはなぜでしょう?
3. 横隔膜の動きが自律神経を刺激する
深呼吸をすると、横隔膜(お腹の奥にある大きな筋肉)が大きく動くため、自律神経のバランスが整います。
- 横隔膜には 「迷走神経」(副交感神経の一部)が通っている
- 深呼吸で横隔膜が刺激され、迷走神経が活性化
- 結果、副交感神経が働き、リラックス効果が生まれる
4. 酸素をたっぷり取り込むことで脳が落ち着く
浅い呼吸だと脳に酸素が十分に届かず、ストレスや不安を感じやすくなります。
しかし、深呼吸をすると脳に十分な酸素が届き、「落ち着ける」と感じるようになります。
5. 心拍数を整えてストレスを軽減する
深呼吸をすると、心拍数が安定し、ストレスが軽減されます。
特に 「息をゆっくり吐く」 ことで副交感神経が優位になり、心が落ち着きます。
従って深呼吸には
●自律神経を整える(リラックス効果)
深呼吸をすると、副交感神経が優位になり、心が落ち着きます。特にストレスや不安を感じたときにゆっくり深呼吸をすると、緊張が和らぎます。
● 睡眠の質を高める
寝る前に深呼吸をすると、体と心がリラックスし、スムーズに入眠しやすくなります。特に**「4-7-8呼吸法」**(4秒吸って、7秒止めて、8秒吐く)は安眠に効果的。
● 集中力アップ
脳に十分な酸素が届くと、頭がスッキリして集中力が向上します。仕事や勉強の合間に深呼吸をすると、パフォーマンスが上がります。
深呼吸で一番大切なことはゆっくりと息を吐くことです。
副交感神経を活性化する(リラックス効果)
呼吸の中でも、「吐く息」 が副交感神経(リラックスモード)を活性化します。
- 吸うと交感神経が少し刺激される(緊張モード)
- 吐くと副交感神経が優位になり、心が落ち着く(リラックスモード)
ゆっくり長く吐く ことで、自然と体がリラックスしていきます。
深呼吸の効果は脳に対してだけ発揮される訳ではありません。
1. 心臓への影響(血圧を下げ、心拍数を安定させる)
深呼吸をすると、 副交感神経が優位になり、心拍数が整い、血圧が下がる 効果があります。
- 息をゆっくり吐くことで血管が広がる → 血圧が下がる
- 心臓の負担が減る → 動悸やストレスによる心臓の過剰な働きを抑える
- 不整脈のリスク低下 → 心拍が安定することで心臓の乱れが軽減
特に 高血圧やストレスによる心臓の負担が気になる人 に深呼吸は効果的です。
2. 肺への影響(呼吸機能の向上)
現代人の多くは 浅い呼吸 をしており、肺が十分に使われていません。
しかし、深呼吸をすると肺の奥まで酸素が届き、肺の機能が向上 します。
- 肺活量がアップ → 息切れしにくくなる
- 気道が広がる → 喘息や慢性的な呼吸のしづらさが改善
- 肺の奥に溜まった二酸化炭素を排出 → 肺がクリアになり、新鮮な酸素を取り込める
呼吸器疾患(喘息やCOPD)の人にも、深呼吸は役立ちます。
3. 消化器官への影響(胃腸の働きを活発にする)
深呼吸は 横隔膜(お腹の奥の筋肉)を大きく動かす ため、腸や胃に良い影響 を与えます。
- 腸の動きが活発になる → 便秘改善
- 胃の働きがスムーズに → 消化不良や胃もたれが軽減
- お腹の血流が良くなる → 栄養吸収がアップ
特に 食後に軽く深呼吸をすると、消化がスムーズになる のでおすすめです。
4. 血管・血流への影響(血流改善&冷え性改善)
深呼吸をすると 血管が広がり、全身の血流が良くなります。
- 血圧を安定させる → 高血圧や低血圧の人にも有効
- 末端の血流が改善 → 冷え性やむくみが軽減
- 酸素が全身に行き渡る → 疲労回復が早くなる
特に 冷え性や肩こりが気になる人 は、深呼吸を意識すると血行が良くなり、改善につながります。
5. 免疫系への影響(免疫力アップ&炎症の軽減)
深呼吸で 血流が良くなり、白血球の働きが活発 になります。
- 免疫細胞が活性化 → 風邪や感染症に強くなる
- 炎症が抑えられる → アレルギー症状や慢性の痛みが和らぐ
- ストレスによる免疫低下を防ぐ
ストレスが免疫を下げる大きな要因なので、深呼吸でリラックスすることが 免疫力アップ に直結します。
簡単にできる深呼吸のやり方
- 鼻からゆっくり4秒かけて息を吸う(お腹を膨らませるイメージ)
- 2秒ほど息を止める
- 口から8秒かけてゆっくり息を吐く(お腹をへこませるように)
- これを5回ほど繰り返す
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私のストーリー
幼少時代~学生時代
私は1947年生まれです。
戦後2年目の夏です。
幼少時からとっても細くてひ弱でした。
よく蕁麻疹になっていましたし、学校の入学試験の日に風邪を引いて両親が希望する学校に行かれない。など親を困らせていました。
そんなでしたので小学校に入ってもお給食が食べられないでいました。
中学に入って2キロほど離れた学校に自転車で通うようになってからはだいぶ丈夫になりましたが体育の授業はたいていさぼっていました。バレーボールやバスケットなどのボールゲームが大嫌いだったからです。テニスは少ししましたが、全くセンスがないのは明らかでした。
勉強も好きなことしかしなくて、成績のことなどはあまり気になりませんでした。
とても神経質で内向的でかなりわがままな困った子供時代でした。
学校から帰ると音楽を聴いたり本を読んだりしていました。
高校を卒業すると美術史に興味を持つようになり、イタリアに憧れるようになりました。
それで、イギリスかアメリカに留学させたいと思っていた親は猛反対しましたが、結局許してイタリア留学が叶いました。
憧れのイタリアでの生活は想像以上の変化をもたらしてくれました。
第1に変わったのが、神経質で内向的でははいけない、という点です。社交性を身につけなければ誰も相手にしてくれないし、それでは面白くない、ということに気づいた点です。
第2に変わったのは勉強を好きになったことです。新しいことを学ぶのはとっても楽しいし刺激的だということ。それから、多少、いやでも面倒でも学んだことは何かの役に立つ、と分かったことです。
世界各地のお友達が沢山できて楽しかったです。




