真夏の高尾山 | きょうもいい日で

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人生はいくつになっても難しい。2012年8月に膀胱がん手術。その後、器質化肺炎。それでも何とか元気をいただき、山登りや温泉を楽しむ古希も過ぎたじーじの残日録

皆様にはいかがお過ごしですか。

立秋が過ぎれば残暑。

なのに、とんでもない猛暑続き。

どうぞご自愛ください。

 

僕はと言えば、そんなくそ暑い中、

先週末の午後、電車に乗って高尾山(599m)へ。

10月に尾瀬の燧ケ岳登山に向けた体力づくりです。

低山なので暑さは覚悟していましたが、

沢道は台風20号の雨で水量豊富。

深い緑もあって空気は意外と快適でした。

高尾山がある八王子市は北島三郎が住む街。

ケーブルカー駅にはニッコリ笑った銅像が皆様を迎ます。

市の観光大使だとか。

銅像を横目に登山道へ。

豊かな森と水の流れでアジサイも涼し気。

でも、途中で会ったワンちゃんは、ちょっとバテ気味。

毛皮を着ての登山はきついよね。

お察しします!

頂上直下の心臓破りの階段です。

階段は苦手。でも頂上では「かき氷」が待っています。ファイト!

頂上へ到着

富士見台からの富士山は厚い雲の中。

頂上の少し下の茶屋で抹茶のかき氷。

おでこの奥がツーーーン。この刺激がたまりません。

ここは頂上の茶店より100円安、お得感があります。

夏もそろそろ終わり、夕暮れも早くなりました。

空には十五夜前夜の月が輝いています。

街の夜景もきれい。

                  ◇ ◇ ◇

先週は器質化肺炎の3か月ごとの診察もありました。

今回はレントゲンと肺機能検査。

いつも優しい女医さんは

「レントゲンは変化ありません。肺機能の数値も

ほとんど改善しています」と、ニッコリ。

僕は我が意を得たりとばかり

「再発の可能性はまだありますか?」

でも、女医さん

「あります」。

歯に衣着せぬ直球に、がっくり。

 

器質化肺炎はそんな病気らしいので仕方ありません。

もっとも、再発しない可能性だってあるわけですから、

今、心配してもせんないこと。

昨年初めの激しい咳、高熱、息切れに

悩まされていたころに比べれば、今では山にも登れる。

ただただ感謝です。