猛暑と心電図 | きょうもいい日で

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人生はいくつになっても難しい。2012年8月に膀胱がん手術。その後、器質化肺炎。それでも何とか元気をいただき、山登りや温泉を楽しむ古希も過ぎたじーじの残日録

暑中お見舞い申し上げます。

本当に暑い日が続いていますね。

暫く更新をさぼっていましたが、

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

 

「災害級」と言われる41・1度を記録した今週初め。

僕はホルター心電図の検査当日に当たっていました。

出社前にまず専門病院へ。

超音波による検査と心電図計器の装着。

計器は以前に比べれば小型化されたとはいえ、

胸の5,6カ所にテープでしっかりと電極が貼られ、

垂れ下がる何本もの電線がうっとうしい。

その足で出社。そして翌日、今度は取り外しに再び病院へ。

 

「あら、汗が・・・・」

電極を外していた検査担当の女性から、

ちょっと、びっくりしたような声。

電極の中に溜まった汗がぽたぽたと流れ落ちていたのです。

こんな経験は担当の人にもあまりなかったのかもしれません。

それほど前日の暑さは尋常ではなかったということなのでしょう。

 

 

この日は猛暑もあってか、いつもより脈は乱れていたような気も。

たぶん気のせいとは思っていますが、

検査結果を聞くのは再来週です。

 

僕は山に登るのを趣味にしています。

だから、心電図の話をすると不思議がられます。

「山に登る元気があるのに、なぜ?」

そんな時は厚かましくも、80歳になってエベレストに登られた、

あの有名な登山家のお名前を挙げるようにしています。

その方にも不整脈の持病があるようです。

 

不整脈で怖いのは血栓が脳に飛び、場合によっては

命にかかわることもあるので、そうした兆候(心房細動)がないか

監視するため、医師は24時間ホルター検査」は必要と言います。

通常の心電図は3カ月に1度、ホルターは年に1回です。

 

僕の場合、脈が飛んだり、早打ちしたりの症状。

中学生の頃からの長い付き合いで、

気持は悪いけど、日常生活への影響はほとんどありません。

 

そんなことですから、検査の実施を医師に告げられた時、

「えー、またですかあー」と、嫌な顔をしてしまったようです。

医師も、カチンときたのか、

「やるのですか、やなないのですか。やらないのだったら

専門病院に通っている意味がないでしょう。

高齢になると血栓のリスクが高くなりますよ」とまくしたて、

さあー、どっちだ、と言わんばかり。

確かに仰る通り。僕が愚かでした。

医師と泣く子には勝てません。

 

今週末、今度は台風の影響で、明日は東日本、

明後日は西日本で大荒れの天気が予想されています。

西日本は未曽有の豪雨被害に遭ったばかり。

遅ればせながらお見舞い申し上げます。

再び大きな被害が発生しないよう祈るばかりです。