国税庁は、7月1日に令和3年分の路線価を発表しました。
路線価は、相続税や贈与税の計算をする際に、土地などの評価額の基準となるもので、
路線ごとに評価した1㎡あたりの価額です。
路線価は、一般的な取引相場である時価の約7~8割程度に設定されています。
相続税や贈与税の計算をする際の、土地の評価方法は以下の2つです。
①路線価方式
②倍率方式
①路線価方式
その土地が接する路線の路線価に、調整率(地形などに基づいて価額を補正する率)と面積をかけて評価額を出します。
②倍率方式
固定資産税評価額に、地域ごとに定めた評価倍率をかけて評価額を出します。
評価したい土地が、①・②どちらの方式で計算するのかは、
国税庁ホームページ トップページ → 分野別メニュー → 関連サイト →
路線価図・評価倍率表を見るとわかります。
ご覧になりたい地域を選びます。
例として福岡県を選ぶと下のようになり、「路線価図」をクリックして、市町村や地名を表示させます。
選択すると地図が表示されます。
路線価図がない地域は、「倍率地域」に該当するので、「評価倍率表」を見ます。