所得税の予定納税とは?でご紹介しましたが、
予定納税とは、所得税の金額が一定額以上になる方が、1年分の所得税を分割して納税(先払い)することで、税額負担を軽減する制度です。
7月1日~7月31日は、第1期の予定納税の納付期間です。
予定納税の納付書がそろそろ届く時期です。
今回は、予定納税の減額申請を紹介します。
予定納税の減額申請とは?
予定納税の義務がある方(前年分の確定申告による納付額が15万円以上の方)が、
事情により予定納税が払えない場合や、減額を希望する場合に申請します。
対象となる方の例
①廃業、休業、失業した場合
②業績不振などのため、前年に比べて明らかに所得が減ると予想される場合
③災害、盗難、横領によって事業用資産に損害を受けた場合
④所得控除額が増えて支払う税金が減ると予想される場合
など
申請の方法
7/15までに予定納税の7月減額申請書と、計算の基礎となる事実を記載した書類(6月までの損益計算書、試算表など)を所轄の税務署長に提出します。