我が家はずっと賃貸暮らしでしたが、クーラーの効きが悪い、すぐに結露するなど、あまり住み心地が良いとはいえない家に住んでいました。(1年ほど前に引越しし、今は前ほど住みづらくはありませんが)
子どももでき、家に興味が出てきましたが、家については素人。まずは住宅展示場に行きました。美しい建物に感動もしましたが・・・
ハウスメーカーは大きな組織であり、広告費、人件費等もかなりかけています。価格にその分の上乗せがあるため、かなりのコストを家にかけることになるため。自然と選択肢から外れました。
人生で1番大きな買い物になるのに、どうすれば性能がよく、コストパフォーマンスも良い家に住むことができるのか。調べる中で、Q値とC値という数値で家の性能を表す指標があることを知り、これが決めてでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191005/10/ms-as-s1/09/78/j/o1108147814607201841.jpg?caw=800)
写真は住まイイ教室の資料よりお借りしました。
Q値とは、熱損失係数というらしく、簡単にいえばどれだけ熱が逃げにくい家かを表す数値です。Q値は小さい方が冷暖房の効きもよく、省エネ性能が高いといえます。エムズさんの家では、グレードが1番下のアドバンスシリーズでもQ値1.9以下ということで、かなり優秀です。ただ、Q値は理論上の家の性能を示すものです。その性能を生かしきるには次に書くC値が大切になってきます。
C値とは、相当すきま面積のことをいい、数値の低い家ほどすき間がない家といえます。計画的な換気を行うためには、無駄なすき間はない方がいいです。すき間風が入ったり、きちんと換気ができなくて空気が汚くなるようです。そして、このC値は実際に測定(気密測定)してみないとわからないんです。このC値は0に近いほど良い数値で、エムズさんの最近の家では平均で0.3程度とのことで、これは非常に良い数値です。世の中にはたくさんの工務店やハウスメーカーがありますが、C値0.5以下を出すことができるところはかなり少ないみたいです。中には、「うちは気密測定をしていませんが、まかせてください」「やるだけお金の無駄ですよ」というような工務店やハウスメーカーも多いそうです。消費者目線としては、すべての家でこの気密測定は義務化すべきだと思います。
家は多くの人にとって、1回しか買えない大きな買い物です。だからこそ、住み心地が良く、家族みんなが幸せに暮らせるようにしていきたいと思い、そのためにもQ値とC値は必ず確認すべきだとまりおは思います。
長くなりましたので、続きは次回に書きます。