地球防衛軍S 第35話 山岳戦 | EDFニュード・フォトン汚染対策本部

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「歩行要塞の破壊に成功。状況は好転しました」


もう色々とおかしくなりつつあるが、戦況が良くなったのは事実だ。

ちなみに、何故か博士と呼ばれた男だけがレンジャー1に所属する事となった。

他の2人は、作戦によって所属が変わるようだ。


「次の攻撃目標は、山岳部に集まった巨大生物です。レンジャーチームがすでに攻撃準備を進めています」

「…しかし、何故奴らは山岳地帯に?」

「四足要塞が撃破された今、地上の巨大生物は最後の攻撃を行うつもりなのかも知れません」

「つまり、総攻撃の予兆かも知れないと言うことか…」

「その通りです。…敵が集まりつつある今が、一網打尽にするチャンスです」


ただし、この作戦に参加するのはレンジャー数隊とストーム1である。

敵の規模は非常に大きいのだが、これは逆に味方が多いと誤射が起こりかけないと言う懸念からだ。

ちなみに、その懸念を持っているのは優男…もとい、別世界の総司令こと木瀬怜香である。

というのも、彼や残り2人の持っている武器は、この世界の基準を大きく超えている。

それを扱う以上、誤射などが起これば甚大な被害になるだろう。


「ストーム1はレンジャーチームを支援し、全ての巨大生物を殲滅してください」

今回、怜香の所属はストーム1。

レンジャー4が基地待機となっているので、このような事になったと言う。


「よろしく御願いします」

「……」

「こ、こちらこそ宜しくお願いします」


海理は仏頂面である。

相性が良くないのか、ただ一方的に怜香を嫌っているのか。

それは定かではない。


「…じゃ、行きましょう。ほら海理、いつまでも不機嫌な顔しないの」

「……」

「…前途多難だな」


怜香はその状況を見て苦笑する。

ちなみに、超時空装置で送られてきた元の時代は2039年。

また、第三次インベーダー大戦から数ヶ月しか経っていない。


「…あの人は元気かな」


遠い目をしながら、彼はストーム1の2人に着いていった。



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『総員戦闘開始だ!』

「…それにしても、ここまで形が違うんだな」


僕は1人呟く。

この地点まで戦闘ヘリコプターでやってきたのだけど…

僕のいる世界のEF24とは形が違う。

武装も機関銃だけではなく、ミサイルがあるし。


『レンジャー1-5、了解』
『レンジャー1-6、了解』
『レンジャー1-7、了解』
『レンジャー2-3、了解。作戦を開始します』

レンジャーチームは小隊ごとに分かれて待機しているみたいだ。

…小隊によっては敵と敵の間に挟まれた形になる事もあるんじゃないかな。

今はそういう風になってないので大丈夫だと思うけど…

万が一、そんな事があったらどうするつもりなのだろう。


「決まってるだろ。迷う事なく突き進むだけだ」

「…何故心を読まれたのかについては、また後で考えましょうか」


秋月君の合図を待っている仙台氏が、ギガンテスのハッチから顔を出して言ってきた。

…そりゃまぁ、実際そんな事になったらそうするしかないけどさ。

やがて、秋月君が頷く。

それを合図に、ストーム1と合流した僕はすぐ近くの敵に向かって行った。



『こちらレンジャー1結城。現在巨大生物と交戦中』
『全ての敵を殲滅せよ』

前方で戦っているのはレンジャー1みたいだ。

…レンジャー1っていうのは、レンジャー1-1のことなのかな。

それとも、別の部隊なのか…

…まぁ良いか。


ところで、さっきから地響きが起こってるけど…

まぁそれも気のせい…なわけないか。

三次大戦でも日常茶飯事だったし。



「…ねぇ、何あの爆炎…」

「……」

「え、何で僕に目を向けるんですか?」


秋月君と空音さん(司令だと混同しかねないしね…)が僕に顔を向けている。

…確かに、僕に心当たりはあるけどさ。


「あれは味方ですよ。…多分」

「多分って… あんなバカみたいな兵器があるの?」

「技術さえ進歩すれば、充分作成可能らしいですよ。…と言っても、現段階では無理でしょうけどね」


聞き覚えのある声が聞こえる。

それは、さっきまで前方で戦闘していたはずの博士だった。

橋を越えて丘を登っていた僕たちに、いつの間に近づいて来たんだろう…



「…相変わらず、神出鬼没ですね」

「よく言われますよ。…あちら側は、味方も含めて大丈夫でしょう。リクさんの腕の見せ所ですしね」

「じゃあ、右側の敵を殲滅しましょうか。秋月君、OK?」

「…NOって言っても仕方ないじゃないか」

「その通りですね」

「……」


不機嫌な秋月君に、他の隊員も続く。

…そう言えば、博士の装備は何なのだろう。


「当然、弾銃ですよ」

「うん、考えた僕がバカだと思いましたよ」


そんな事を言いつつ、僕はMMF200を取り出す。

…誰に貰ったのかは、もう言う必要もないはずだ。

丘を登り、やがて2つの丘に挟まれた道の先には…



「…こっちはもう赤蟻だけみたいだ。集団で固まっていれば大丈夫のはずだよ」


一部の人には存在すら認知されていない赤蟻。

…ホント、可哀想な敵だ。


「じゃ、僕と博士と秋月君で吶喊しよう。みんなは援護を」

「……」

「りょ、了解!」


仏頂面で頷く秋月君。

そんな顔されても困るんですけど…

そして、3人で突撃体勢に入った。


「突撃だー!!」



小さい地響きを聞きながら、僕たちは赤蟻と戦闘を開始した。

レンジャー1-5が途中で合流し、被害無しで赤蟻の殲滅に成功する。

…しかし、恐ろしい弾銃だよなぁ。

本来なら残るはずの死骸すら溶けて無くなってるし…


んで、レーダーを確認すると…



「…まぁ、当然だよね」


味方の被害は無し。

山にあった緑と敵は既に殲滅。

…流石としか言いようがないよ。


『GGを使ったからな。当たり前と言えば当たり前だ』

「…ホント、バランスブレイカーだね」

『うるさい』





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作者コメント♪


どうも、少し眠いキセノです。


見ての通り、非常に手抜きとなっております。

なのに分量だけはRなどと比べても格段に多いと言う…

一体何が原因なのでしょうか。

誰か教えて下さいませんか?←