美彩ねえだらしねぇ | 湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館スタッフブログ

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岡山県美作市の湯郷温泉にある観光施設『湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館』のスタッフです。
美作市役所の地域おこし協力隊員として令和4年4月に赴任させていただきました。
当館の日常や鉄道ネタ、地域おこし協力隊について書いていこうと思っています。

こんにちわ。

美彩ねえ副担当の模型館現地人です。

 

さて、美彩ねえこと湯郷美彩ちゃんの誕生日は7月17日・・・なのですが、今年は当日が平日なうえに、元々近場の温泉むすめたちの誕生日がそのあたりに密集しており(サワチャ、チヨチャ、ホナミチャン、うきのん)、競合を避けるというか、たまたま今年は7/29で顕現5周年を迎えることから、誕生祭と5周年祭を合併する形で7/28(日)の開催となっております。

 

なので、7/17は特に何もやりません、今年は。

 

で、美彩ねえの誕生祭では毎回新規イラストパネルを発表するのが慣例となっておりまして、2021年は法被、2022年は女将の会、2023年はからくり時計をお披露目させていただきました。

 

今年も慣例に則って、美作ギフトさんとてつどう模型館でそれぞれ新規イラストパネルを発表させていただく予定になっておりまして、現状は美作ギフトさんは黒塗り、てつどう模型館は顔面ドアップ(作画してくださったらぐほのえりか先生曰く某ホラー映画)での開示に留まっております。

 

去年は意外性とそもそもウチしか出さないというのもあって本番までシークレットを貫きましたが、今回は当方とは別に美作ギフトさんが新規イラストパネルをお披露目されるので、隠す必要性がないんですよね。

 

なので今出しちゃいます!

こちら題して【美彩ねえだらしねぇ】です!

設定としては、あまりの猛暑にいつも強気な美彩ねえもダレてしまっている、そんなシーンをらぐほのえりか先生に描いていただきました。

 

美彩ねえといえば、居合や丸大製材所さんのようなキリっとした表情、模型館駅員や法被のようなドヤ顔が真っ先に思い浮かぶことでしょう。

でもゆ~らぎ橋バレンタインのように、男勝りの娘が見せる意外な表情・・・グッときますよね・・・!

所謂ギャップ萌えというヤツです。

 

今回はそれをネタ方向にベクトルぶっ飛ばした感じとなります。

 

実はこれにも元ネタがありまして、昨年の誕生祭でからくり時計美彩と共に岡山湯郷Belleの湯郷美彩選手の横断幕がお披露目されまして、そちらのキャッチコピーが【美彩ねえハンパねえ】だったもんで、

 

じゃあ自分は対極のだらしねぇを作ってみっか!

 

と、謎に決意したのでした。

 

元々は冬に炬燵に入って天板に顔載っけてる感じでお願いしようと思っていたのですが、諸事情でその構想が流れてしまったので、結果として1年越しで夏バテしている感じでの実現となりました。

 

アホ毛については特にお願いしていなかったのですが、らぐほのえりか先生が意図を的確に読み取ってくださり、しなしなに描いていただきました。

アホ毛で感情表現しているのはバレンタインに続き、これで2例目になります。こだわりのヘアスタイルとは一体・・・?

 

一見していつものこだわりポイントがないじゃないかと思われるかもしれませんが、実は今回は牛型の蚊取り線香がそれにあたります。

美彩の誕生日7/17近辺は土用の丑の日であり、湯郷では古くから『丑湯祭り』が開催されていました。(近年は丑湯夜市として開催)

それに因むのと、元ネタが女子サッカーチームということもあり、牛柄がサッカーボールに似ているからというチョイスになりました。

なので、今回はメッセージ性はかなり薄めになっています。

 

 

5周年記念でコレを出すのはいかがなものかと自分でも思ったのですが、私自身が地域おこし協力隊員として美彩を送り出せるのは今年度がラストとなります。

しかも、任期中に効果検証し報告書を提出しなければならないため、新しく作るとなったら遅くとも年内顕現がリミット、製作期間を考えれば9月頭くらいには発注しなければなりません。

つまりはバレンタインや黒猫着ぐるみみたいに2月に顕現させることが不可能で、出せる期間もこれまでとははるかに短期間となっております。

 

そうなってくるとあれもこれもというわけにはいかず、厳選して作らなければなりません。

一般的に、新規事業様が一番最初に作られるのは自社の看板娘となるデザインであり、からくり時計・ゆ~らぎ橋バレンタインのような観光名所のPRや、黒猫着ぐるみのような任意コラボ系のデザインは二の次となってしまいます。

 

できれば既存の事業者様に2つめ3つめの美彩をお迎えしていただきたいところなのですが、なかなかそうもいきません。

そうなるとファンサービス的な美彩は世にでにくくなってしまうことになってしまいます。

 

ですが、今の自分自身の立場ならそういったファンサービスを主眼に置いた美彩を発信することができます。

ならば、作れるうちにそういった美彩を作っておこう!

ということでファンサ全振りの【美彩ねえだらしねぇ】を作る決意をしました。

 

構図としてはらぐほのえりか先生が公式1コマ漫画で描かれた『癒やしの美作三塔』の美彩をベースにしていただきました。

寝そべり構図は普遍的な構図ではなく情報量が少ないため、商業的な意味での人気が出るかどうか心配というご指摘をいただき、普遍的な構図に描き直すとまで言ってくださったのですが、販売グッズとして発表した缶バッジと15cmアクスタ双方とも多大な反響をいただきましたので、先生もホッと胸をなでおろされることかと思います・・・!

 

こちら定番の缶バッジです。

元のイメージが畳か縁側に寝そべっているという設定をそのまま背景にしていただきました。

こちら販売価格300円(税込)とさせていただきます。

 

こちらもてつどう模型館では定番となっている15cmアクリルスタンドです。

数字を見ての通り、かなり横長となっております。

こちらも和室や縁側に映えるようにということで製品化致しました。

こちら販売価格は1,300円(税込)とさせていただきます。

 

パネルのお披露目は7/28(日)の『湯郷美彩誕生祭&顕現5周年祭』でさせていただくのですが、グッズの販売は式典終了後に湯郷温泉てつどう模型館にて開始させていただく予定でして、だいたい13時ごろになるかな?という感じです。(今年の式典は屋内での開催を予定しています)

 

イベントが被って申し訳ないのですが、同じ地域おこし協力隊員で奇しくも温泉むすめ展開に携わっておられる、真庭市地域おこし協力隊のDさんと鏡野町地域おこし協力隊員のTさんが湯原温泉近くの二川マンガ館(旧二川小学校)にて痛車フェスを開催されます。

湯郷⇔湯原の足がないので余計に申し訳ないのですが、自家用車でお越しの方は足をのばしていただければ幸いです。