美作千代駅 | 湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館スタッフブログ

湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館スタッフブログ

岡山県美作市の湯郷温泉にある観光施設『湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館』のスタッフです。
美作市役所の地域おこし協力隊員として令和4年4月に赴任させていただきました。
当館の日常や鉄道ネタ、地域おこし協力隊について書いていこうと思っています。

こんにちは。


先日、用事があって姫新線の美作千代駅にやって来ました。


津山から2駅なのですが、駅舎内以外光源がないという感じです。

入口に置かれているポストがいい味出してますね〜



かつて切符の販売窓口があったところには懐かしい国鉄の表記が…


駅の解説の看板は何故かベンチの後ろにずり落ちていました。

1923年8月21日開業とのことで、つい先日99歳の誕生日を迎えたばかりですね。

そして、来年には100歳を迎えることになり、それだけの年月を重ねている駅舎が身近にあるんだな〜と実感した次第です。


歴史ある駅故か、駅ノートが設置されています。

無人駅ながらも定期的に地域の方々が手入れしておられる形跡があり、いろんな人たちから愛されているからこそ、99周年を迎えることができたのでしょうね。


続いてホーム部分。

先ほどの窓口だった場所には国鉄時代、特にSLの写真がところ狭しと飾られています。


傾斜がホーム嵩上げの歴史を物語っていますね(笑)

反対側にもホームが見えますが、こちらはかなり昔に使用をやめたそうで、現在は1面1線の棒線駅となっています。


津山行きの列車が来たのでこれに乗車します。

姫新線のキハ40の運用は少ないはずですが、たまたま歴史ある駅から乗る列車が昭和の名残が残る車両というのもなかなかよきものです。