Ustreamで配信される『Uラジくまもと』が、いよいよ明日スタートします!
その1回目に出演させて頂きます!『映画のミカタ』のコーナーで、新作と旧作映画を1本ずつ紹介致します。
あ、私、レギュラーのゲスト(?)です。月1で出演させて頂きます。
明日の夜10時から、コチラ↓をぜひ!
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※これは、言うなればすでにこの映画をご覧になった人向けの文章です。未見の人は絶対読まないように!読んじゃった場合は自己責任ですw)
全長800m、危険な化学薬品を大量に」積載した貨物列車が時速160kmで暴走、進路には人口10万人の街が…。実際に起こった貨物列車の暴走事故の映画化。
と言うと、黒澤明が実現し損ねた『暴走機関車』の件を思い出します。
基になった事件は、確かテレビの『アンビリバボー』か何かでも取り上げられた記憶が…。
実話ベース=結末は分かっている、という意味でも、今回はネタバラしまくります(苦笑)。
ディザスター(災害)映画大好き野郎の私としては、観る前からかなりテンション上がってたのですが…。
いやあ、これは面白かった!しかも、私好みの映画。
2本の列車が正面衝突しそうになり、片一方を間一髪で隣の線に引き込んで…という、我らが『新幹線大爆破』以降の鉄道パニック映画ではお約束の展開をはじめ、列車に伴走(?)するヘリコプターは『カサンドラ・クロス』、機関士をヘリで機関車に乗り移らせるところは『エアポート’75』…と、私が大好きな70年代パニック映画の数々を連想させるシーンや展開が続出。もうこれだけで、パニック映画野郎の血が騒ぎます。
私、正直言って、トニー・スコットは独特の手法(「不必要な手ブレ、コマ伸ばし、早送りの多用みたいな)がどうも生理的に受け付けないので、ちょっと苦手な監督なのですが、今回はそれ程なかったので助かりました(本当はは結構あったのかも知れませんが、それに気が付かないぐらい面白かったのかも?)。
彼の前作『サブウェイ123 激突』は、犯人と彼に相対する地下鉄運行係、それぞれのキャラの背景をネチネチと描き過ぎたため、最初の映画化『サブウェイ・パニック』の持つ一種の洒脱さがまったくなくなっていたのが最大の欠点でした。トニスコにとって本作は、それに続く鉄道ものになるわけですが、そこら辺を反省したのか、くどくどしたドラマはほとんどなし。主人公の一人、クリス・パイン(エイブラムス版『スター・トレック』に主演。実物見た)演じる新米車掌が妻と不仲で別居中…という、近年のパニック・アクション系作品の主人公の大半に施されている設定には「またか…」と思いましたが、これは後半、彼が命を賭けて列車を止めようとする動機としての意味もあるし、この程度ならOKかも、という感じでした。
しかもクライマックスは、彼とベテラン機関士(トニスコ映画の常連主演俳優、デンゼル・ワシントン)の主人公2人の男気ドラマにもなっていて、列車暴走のサスペンスに加えてさらに興奮を盛り上げてくれます。上映時間も99分と、タイトに仕上がっていてよろしい。
ちなみに、後ろから別の機関車を連結させてブレーキをかけるという展開は、元の実話がそうなんだろうから仕方ないけど、そっくりな展開の映画(性格にはテレビ用映画)が40年近く前にありました。『暴走列車』という作品で、こちらはスキー客を満載した旅客列車の機関車のブレーキが凍結して利かなくなり…というお話。当時流行していた『グランド・ホテル』式パニック映画のスタイルをとり、乗客たちの人生模様がダラダラと(苦笑)描かれるわけです。ぶっちゃけ、キャストのクラスも作品自体の出来もB級。手も足も出せないベテラン機関士(またか…)が、沿線の野生馬が目に入った瞬間に、暴れ馬を抑える時の方法から、別の機関車で後ろから…という手を思いつくのですが、この機関士に扮したのがベン・ジョンソン。私も大好きな俳優さんで、ジョン・フォードやサム・ペキンパー映画の常連にして、西部劇の中堅スター。ロデオのチャンピオンになったこともあるだけに、特にカウボーイや騎兵隊員の役が多かった人で、このキャスティングだけは気が利いていて、この作品の評価すべき点でした。
『午前十時の映画祭』、熊本・光の森の最終日に観てきました。なぜか、娘と一緒に(困)。
確かな手腕で人間を描く巨匠デヴッド・リーンが、そのキャンバスをスタンダード画面からワイドスクリーンに変えた初めての作品。今回の題材は、戦時下での人間の生き様、そして戦争の愚かさ。
やはり、これは映画館のスクリーンで観るべき作品ですね。
今回のプリントは、近年作成された修復版。初公開当時は赤狩りたけなわ(?)の頃だったので名前が出せなかったマイケル・ウィルソンとカール・フォアマンが、脚本担当として正式にクレジットされているもの。
この作品と言えば『ボギー大佐』が“主題曲“として定着していますが、改めて観てみると、この曲がきちんと出てくるのは本編中の2ヶ所。しかも、イギリス軍の兵士たちが吹く口笛という、いわゆる“現実音楽”扱い。サントラ盤に、ミッチ・ミラー合唱団による演奏(松たか子が出てくるビールのCMに使われた、あのバージョン)が収録され、シングルカットもされて大ヒットしたという事実はありますが。
本編中で度々流れるのは、この曲をベースにした『クワイ河マーチ』で、これは主人公であるニコルソン大佐のテーマモチーフとなっています。メインの登場人物がほとんど戦死し、せっかく完成した橋も木っ端微塵に吹き飛ばされ…という、戦争の虚しさを見事に描いたラストシーンに、この曲が高らかに流れるのは、いわゆる「対位法」ってやつでしょう。伊福部昭大先生が、映画音楽の手法の一例としてよく挙げられていたものですね。悲しい場面に悲しい音楽を付けるのは当たり前過ぎ。悲しい場面に明るい曲を付ける(例えば、主人公が死にかけているところで、幸せだった頃の思い出の曲をかけるとか)と、かえって悲しさが強調される、みたいな。
で、そのラストシーンなんですが、一部始終を見届けた軍医が、戦争の本質をたった一言で見事に言い表した名ゼリフ「Madness! Madness!」の字幕が、「バカな!信じられん!」というのは…。「狂気だ!」は使えないんですかね?あの訳じゃちょっと弱いと思うんだけどなあ…。そこだけが、ちょっと残念。
小学5年生の女の子にはちょっと難しくて退屈だったとは思いますが、「戦争はダメ!」ということだけは
今日は、我が家に(割りと)近い健軍神社に初詣に行ってきました。
すごい人出にア然。本殿(?)に参拝する人の行列が延々と…。
でもねぇ、その行列に割り込むかねぇ。初詣に来てそんなことしたらバチ当たるよ!(怒)
皆さん、マナーは守りましょうね。
帰り道に、出店で梅ヶ枝餅を買ってしまいました。好物なんで…(恥)
今年こそは飛躍できるように、しっかりお祈りしてきました。
あ、おみくじは大吉でした!