またまた長いことブログをサボッておりましたが、実はこの作業でまったく身動きが取れなかったからです。
前回のパニック映画から一転、今回はエロ本です(笑)。
『昭和40年代大映セクシー女優大全(仮)』(間違いなく変更されると思います)!
『羅生門』や『雨月物語』など海外でも高く評価された傑作から、『座頭市』や『ガメラ』などの人気シリーズを数多く生み出しながら、1971年に倒産した旧大映。邦画全体の斜陽の影響を受け、末期はエログロ作品を連発しました。それらの中から、高校生などの若者を主人公にした性と暴力に満ちた作品群を紹介する、私の前作『絶叫!パニック映画大全』よりもさらにマニアックでピンポイントな本です(笑)。
『夜の診察室』、『おさな妻』、『高校生番長』…。タイトルだけ並べてみるとほとんどポルノ映画みたいな感じのものも多いですが、ほとんどがそれほど過激ではなく、むしろ普通の映画として面白い作品が結構多いのです。
また、関根恵子(現・高橋惠子)や松坂慶子など現在も活躍している人たちから、渥美マリ、南美川洋子、八並映子といった、もはや伝説と化した人たちまで、出演した女優さんたちが現在の目から見ても魅力的な人たちばかりです。
日活ロマンポルノや東映これらの作品や女優さんたちにスポットライトが当たっていないのはおかしい!と思って、僭越ながら私がこれらの世界を一冊の本にまとめてみた次第です。
今回も河出書房新社さんから、11月27日に発売予定です。予価1,836円(税込)。
よろしくお願い致します!
<河出書房新社HP>
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309275369/
- 昭和40年代大映セクシー女優大全/河出書房新社
- ¥1,836
- Amazon.co.jp
すみません、いろいろ忙しくて、またまた長期間ブログをサボっておりました(汗)。
先週の金曜日(5日)に発売された『キネマ旬報』9月下旬号『俺と映画(お前)と映画検定』のコーナーに、寄稿させていただいた拙文が掲載されています。
拙著『絶叫!パニック映画大全』(河出書房新社)の著者プロフィールに映画検定1級に合格したことを書いていたのが、キネ旬の担当の方の目に留まり、執筆の依頼を頂きました。
映画検定1級に合格するまでの経緯から、それがめぐりめぐって『パニック映画大全』の出版にまで結びついた話を書かせていただきました。
ぜひお読みください!
忙しくてアップが大幅に遅れてしまいましたが、今週の水曜日、FMKの『パンゲア!』に出演させていただきました!
水曜日のパーソナリティの黒木よしひろさんが、『居酒屋英太郎』でご一緒させていただいた時にお声をかけてくださり、お邪魔させていただくことになりました。
拙著『絶叫!パニック映画大全』にちなんで、当日のリスナーからのメッセージテーマも「パニック」(笑)。
本の宣伝をたっぷりさせていただきました。モノマネ込みで(笑)。
休憩が明けてからの後半は『ラドン』でスタート。何せ同じ熊本県民ですから(笑)。圧倒的な恐怖感を持って迫るメイン・タイトルも迫力いっぱいですが、やはりラドンの都市襲撃のモチーフ(テンポ等が微妙に異なる3バージョンをすべて演奏!)と自衛隊機による追撃シーンの曲が波状攻撃で演奏され、またまた盛り上がります。
そしていよいよ『宇宙大戦争』。オープニングからメイン・タイトルのマーチへの流れですでに涙目に。そしてついにマーチが!月面攻撃のバージョンでちょっと流れた後、他の数曲を挟んでクライマックスのハイテンポ・バージョンがきっちり演奏され、私の涙腺は完全に決壊。
最後は『ゴジラVSメカゴジラ』。メカゴジラのテーマは圧倒的な音量で、もう腰が抜けそうになりました。ラドンのテーマもかかりますが、今回のコンサートでは曲想が完全に異なる初代と2代目(以降)の両方のラドンのモチーフが聴けたわけです。そしてクライマックスはもちろん『Gフォースマーチ』!しかも、メカゴジラのモチーフを融合させてこの曲のテンポで演奏するという、オリジナルにない編曲がありましたが、これは実にユニークな上に見事に成功していて、コンサートの締めにふさわしい盛り上がりになりました。
もうすっかり燃えつきてしまいましたが、いつもFacebookで絡ませていただいている、女優で歌手の西塔紅美さんとしっかり記念撮影させていただきました(笑)。
コンサートの後、近くのお店を借り切って打ち上げが開催され、実行委員会の皆さん、観客として来場されていた関係者の皆さん、さらには今回もエネルギッシュな指揮を披露してくださったイケメン指揮者の斎藤一郎氏や演奏者の皆さんと一緒に盛り上がりました。
私が座ったのは、何と平成ゴジラ・シリーズでのゴジラのスーツ・アクター、薩摩剣八郎氏!
九州人同士、しかもお互いの出身地が県境を挟んだ隣町同士だったことが判明し、異様に盛り上がってしまいました。
東宝レコードの『ゴジラ』をはじめ、日本の特撮映画音楽のレコードの数々を生み出してこられた西脇博光先生。
名アルバム『ゴジラ伝説』の生みの親であり、当日の司会を務められた井上誠氏(左)と、小林淳先生(右)。
おぎ原さんによるミュージカル・ソウの生演奏もありました。
他にもたくさんの皆さんとお話することができましたが、皆さん、私みたいな者にも温かくきちんと接してくださりました。その点でも、本当に楽しいひと時を過ごすことができました。
行ってよかった!